1月28日 帰ってきたウルトラマン 蜃気楼を操るパラゴンが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月28日(1972年)

テレビマガジン編集部

超巨大なパラゴンが出現!?

郷から連絡を受けた伊吹隊長たちはマットアロー2機、マットジャイロ2機とともに現地に到着。郷は、パラゴンにより正しい視界を認識できないため、有視界飛行ではなく計器飛行に切り替えるよう訴える。しかし、伊吹隊長は「はっきり見えている」という理由で郷の助言を無視。それによって、南隊員のマットジャイロと衝突してしまう。伊吹隊長と南は脱出。すると、日が暮れると同時にパラゴンは姿を消した。

そして、MATの前に宇宙人が出現。そのストラ星人は、パラゴンを操っている張本人で、地球を別荘にするために侵略すると宣言する。翌朝、再びパラゴンが現れた。しかし、富士山の山頂にいるパラゴンが蜃気楼であると考えたMATは、レーダーで探索し、別の場所にパラゴンの反応を確認。レーザーが効かないパラゴンに対し、誘導ミサイルを発射する作戦に出る。

だが、敵はレーダーを撹乱することも可能だった。ストラ星人の罠にはまり、村を爆撃してしまう岸田隊員。郷はウルトラマンジャックに変身すると、岸田が発射したミサイルを撃ち落とし、パラゴンと対峙する。
巨大な姿となって出現したパラゴン  ©円谷プロ
しかし、パラゴンはジャックが小さく見えるほど超巨大な姿をしていた。ジャックは苦戦しつつもウルトラブレスレットを変光ミラーに変化させ、光を反射させる。すると、パラゴンは80メートルのサイズに小さくなった。超巨大な姿のパラゴンは、蜃気楼だったのだ。ジャックはパラゴンのツノを折り、羽をもぎとるとスペシウム光線で足元の崖を破壊。パラゴンは火口に転落し、焼死する。そして、それと連動するようにストラ星人も爆散するのだった。

蜃気楼怪獣 パラゴン

蜃気楼によってジャックに巨大な姿を見せた  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
蜃気楼怪獣 パラゴン

身長/80メートル
体重/4万9000トン

ストラ星人に操られている怪獣。光や電磁波を歪ませる能力を持ち、蜃気楼を作り出すことで交通事故を起こしていた。頭頂部の発光体から金縛り光線を発射する。

登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第42話「富士に立つ怪獣」(1972年1月28日放送)
脚本:石堂淑朗/特殊技術:佐川和夫/監督:佐伯孚治

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1月28日は蜃気楼を作り出すパラゴンが出現した日

1月28日は、地球を支配し、別荘にしようと企むストラ星人が暗躍。パラゴンの作った蜃気楼により、MATが苦戦したエピソードの日。大量の爆薬を使用した、岸田隊員の爆撃シーン(!?)にも注目です。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。