6月16日 ウルトラアイを奪われたセブン 地球を守れるのか!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月16日(1968年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月16日」(1968年)。

恒星間弾道弾の装置を操作して軌道を変更するウルトラセブン  ©円谷プロ

1967年10月1日より放送が開始された『ウルトラセブン』。怪獣が自然災害に近い存在であることが多かった前作『ウルトラマン』に対し、本作は明確な侵略の意図を持った宇宙人が複数登場。多くの怪獣が、宇宙人の兵器として登場するのも特徴だ。

人類に好意を持ったウルトラセブンは、自らの命を捨てて仲間を救おうとした勇気ある青年・薩摩次郎の姿をかり、モロボシ・ダンと名乗って、ウルトラ警備隊に入隊。宇宙人の侵略から地球を防衛する。


謎の未確認飛行物体が飛来し、現場に向かったウルトラ警備隊。しかし、そこから現れた謎の女に、ダンはウルトラアイを奪われてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ウルトラアイが奪われる

1968年6月16日は『ウルトラセブン』第37話「盗まれたウルトラ・アイ」が放送された日です。謎の飛行物体が着陸したという報告がウルトラ警備隊に入った。アマギ隊員とフルハシ隊員が専用車両のポインターで現場に向かうと、そこには宇宙船の噴射の跡があり、男性が倒れていた。男性は「光の女が……」という言葉を残し、息を引き取る。フルハシたちは、道中ですれ違ったダンプカーを運転する女が怪しいと考え、ダンに検問をするよう連絡する。

ダンはそのダンプに立ち塞がるが、ダンプは減速しない。ダンは咄嗟にかわして後を追うが、宇宙船が出現。閃光を放つ。ダンは道路から転落。そして、ダンプから降りてきた女に、ウルトラセブンへの変身アイテムであるウルトラアイを奪われてしまう。

その後、宇宙ステーションV2は、怪電波を受信。それは「第一任務完了しました。迎えの円盤を送ってください。」という何者かによるマゼラン星へのメッセージだった。ウルトラ警備隊は再び怪電波の発生を待つ。すると4日後、スナック(酒場)・ノアで怪電波が再び観測される。今度は「迎えはまだか」というものだけだった。ウルトラ警備隊は、ひとまずノアへ向かった。

ノアには多くの人々がいたため、誰がマゼラン星人かわからない。ダンはテレパシーで語りかけると、ひとりの女が反応した。ダンはその女に、なぜウルトラアイを盗んだのか、この星を侵略するつもりなのかを尋ねる。するとマヤというその女は、ウルトラアイを盗んだのは任務のためで、この星は侵略する価値もない、と笑った。しかし、ダンが、マヤが迎えを催促していることを指摘すると、その場から去っていく。ダンはマヤを見失ってしまうが、店内のリズムボックスが怪しいことに気づいた。
次のページへマゼラン星人 マヤは母星に見捨てられていた
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