あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月19日」(1972年)。
妖星ゴランが地球に衝突するコースで接近していた。TACは迎撃ミサイル・マリヤ1号の準備をしていたが、それを阻止しようとメトロン星人Jr.が出現。この地球の危機に、ドラゴリーとムルチ(2代目)も現れてしまう。超獣、宇宙人、怪獣を相手に、Aは苦戦を強いられる。
メトロン星人Jr.が暗躍
打ち上げ準備は完了し、発射まで3時間となった。TACは司令塔から基地に戻ろうとするが、その途中で山中隊員は婚約者のマヤとすれ違う。マヤは、司令塔の通信係を務めることになったのだ。山中は、お守りとしてマヤに婚約指輪を渡す。しかし、発射の秒読みが開始されると突然地面が揺れ、地底からメトロン星人Jr.が出現。マリヤ1号を破壊してしまう。
これにより司令塔も損壊と火災に見舞われた。マヤはなんとか生き延びていたが、そこに人間大のサイズになったメトロン星人Jr.が出現。マヤは命と体を奪われてしまう。その後、司令塔にTACが到着。山中隊員は燃える司令塔に飛び込みマヤを助けるが、それはすでにマヤではなかった。メトロン星人Jr.はマヤになりすまし、山中隊員から情報を引き出す。
宇宙間弾道弾マリヤの設計図は無事であり、TACはマリヤ2号を建造しようとしていた。しかし、山中はそのことをマヤになりすましたメトロン星人Jr.に話してしまう。その後、メトロン星人Jr.はマリヤの設計図のある兵器開発部の金庫を爆破。北斗は基地内でメトロン星人Jr.を発見して銃撃するが、逃げられてしまう。
しかし、マヤがメトロン星人Jr.に銃撃したところと同じ右腕を負傷しているのに気づき、メトロン星人Jr.がマヤに成り代わっていることを確信。銃を向ける。しかし、それを山中に見られ、北斗と山中は言い争いに。「マヤさんはメトロン星人に殺された」という北斗を、山中は殴ってしまう。
超獣 ドラゴリーが出現!
その代償として、南は大きく体力を消耗して戦闘不能に。さらにそのとき、TACの基地にも異変が起きていた。