3月27日 ウルトラマンガイアの前に空中都市ウクバールの守護獣が現れる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月27日(1999年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月27日」(1999年)。

ルクーの前進を止めるウルトラマンガイア   ©円谷プロ PHOTO/講談社

“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワークであるアルケミー・スターズの一員の高山我夢(がむ)が、地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに、地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

我夢の同僚である吉田隊員は幼なじみから、ある男・永田が地球人であることを証明してほしいと相談を受ける。我夢は、永田が住んでいるアパートに磁場の歪みを発見。そして、ルクーが出現する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ウクバールから来た男

1999年3月27日は、『ウルトラマンガイア』第29話「遠い町・ウクバール」が放送された日です。特捜チームXIG(シグ) チーム・ハーキュリーズのリーダー吉田 悟は、幼なじみで役者志望のフリーター、庄司照夫から相談を受ける。

庄司は配送のアルバイトをはじめたが、1日中いっしょに配送車に乗って仕事をしていた永田という男が「自分は宇宙のどこかにあるウクバールという町から来た」と言って、延々とウクバールの話を聞かされたらしい。

永田曰く、ウクバールはいつも風が吹いていて、空には大小さまざまな塔が浮かび、風車が音を立てて回っている。時計はなく夕方になるとサイレンが鳴り、人々は仕事を終えて家に帰るらしい。そして、自分はウクバールから来たが帰り方がわからなくなってしまった、25年間配送の仕事をしながら帰る道を探しているというのだ。

当初は黙って話を聞いていた庄司であったが、とうとう鬱陶しくなり、つい「ウクバールはおっちゃんの頭の中にあるよ」と言ってしまう。それを聞いた運転中の永田は動揺し、危うく事故を起こしそうになる。庄司は、吉田リーダーに永田が地球人であることを証明してくれないかと頼む。

一方、庄司の言葉が頭から離れない永田。今までずっと信じてきたウクバールが、もしかしたら存在しないのかと思うようになってきた。すると、電話が鳴る。永田は受話器を取ると、電話からウクバールの風の音が聞こえてきた。
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