あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月30日」(1999年)。
海面から謎の光が出現し、森林地帯が無酸素状態となる事件が発生した。それは、深海バクテリアが産業廃棄物によって怪獣化した、カンデアによるものだった。我夢はカンデアと戦おうとするが、藤宮は人間による環境破壊で生まれた怪獣を倒すことに、疑問を投げかける。
森林が無酸素状態に
我夢は、堤 誠一郎チーフたちと現場に急行。すると、光る球体と遭遇し、その周辺の無酸素エリアはゆっくりと広がっていた。堤チーフは、球体を破壊するが、それと同時に世界中で同様の球体が出現。対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D.(ガード)の各国の支部も、それを破壊する。
球体の破片を持ち帰った我夢。チーム・マーリンの今井源太郎隊員とともに調査を行うと、その物質は海の夜光虫や海ほたると同じ原理で発光していたことがわかる。球体は海から出現したのだ。そして、海底の無酸素生命体が、何らかの理由で攻撃性を持ち、地球から酸素を消し去ろうとしていると推測する。我夢は、球体を見た友人の証言をもとに、敵の居場所を計算。我夢から連絡を受けたチーム・マーリンは、未知の敵を倒すため潜航艇のセイレーン7500で海底に向かう。