1月30日 ウルトラマンガイア 産業廃棄物により無酸素生物が怪獣に!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月30日(1999年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月30日」(1999年)。
カンデアと戦うウルトラマンガイア  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワークであるアルケミー・スターズの一員の高山我夢(がむ)が、地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

海面から謎の光が出現し、森林地帯が無酸素状態となる事件が発生した。それは、深海バクテリアが産業廃棄物によって怪獣化した、カンデアによるものだった。我夢はカンデアと戦おうとするが、藤宮は人間による環境破壊で生まれた怪獣を倒すことに、疑問を投げかける。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

森林が無酸素状態に

1999年1月30日は『ウルトラマンガイア』第21話「妖光の海」が放送された日です。突如海面から謎の光が出現するという事件が発生。それに出くわしたのは我夢の友人で、我夢は友人がインタビューされる様子をテレビで見ていた。そこに、出動命令が入る。なんでも、森林地帯の酸素がなくなり、無酸素状態になってしまったらしい。

我夢は、堤 誠一郎チーフたちと現場に急行。すると、光る球体と遭遇し、その周辺の無酸素エリアはゆっくりと広がっていた。堤チーフは、球体を破壊するが、それと同時に世界中で同様の球体が出現。対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D.(ガード)の各国の支部も、それを破壊する。

球体の破片を持ち帰った我夢。チーム・マーリンの今井源太郎隊員とともに調査を行うと、その物質は海の夜光虫や海ほたると同じ原理で発光していたことがわかる。球体は海から出現したのだ。そして、海底の無酸素生命体が、何らかの理由で攻撃性を持ち、地球から酸素を消し去ろうとしていると推測する。我夢は、球体を見た友人の証言をもとに、敵の居場所を計算。我夢から連絡を受けたチーム・マーリンは、未知の敵を倒すため潜航艇のセイレーン7500で海底に向かう。
チーム・マーリンが乗り込むセイレーン7500  ©円谷プロ PHOTO/講談社
次のページへ カンデアは産業廃棄物により突然変異したものだった
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