あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月14日」(1972年)。
工事現場から謎の銀の卵が、その後に飛行する金の卵が発見された。ふたつの卵が融合してカメレキングが生まれてしまう。
金の卵と銀の卵
その後、未確認飛行物体を観測したTAC。戦闘機 タックアローでパトロール中の北斗が調査に向かうが、それは空を飛ぶ卵型をした金色の物体だった。北斗はその物体にミサイルを命中させると、それは爆発の中に姿を消した。指令室のレーダーからも消え、撃墜したと判断した北斗は帰還する。
TACの本部では、北斗と南の歓迎パーティーが行われた。そこに、緊急連絡が入る。200人の乗客を乗せた旅客機が、羽田沖で謎の物体と衝突し空中で爆発してしまったのだ。謎の物体は、先程北斗が撃墜したはずの金の物体だった。早くパーティーに出たくて、ちゃんと撃破しなかったのではないかと言われてしまった北斗は反論するが、仲間たちは信じてくれない。
謎の物体は、宇宙生物の卵かもしれないと考えられた。TACは出撃するが、北斗は謹慎を命じられてしまう。