あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月11日」(1966年)。
突如、東京中で電波障害が発生し、通信やテレビが使用できなくなった。その原因は謎の装置であったが、その装置は地下4万メートルに存在すると言われている鉱石が使用されていた。
ハヤタが行方不明になる
ハヤタが日本を発った直後、東京中で電波障害が発生。テレビや通信が使用不能になった。科学特捜隊はその原因を調査するが、なんと電波障害を発生させた装置が科学特捜隊の基地内にあったのだ。しかも、その装置を分析すると、地下4万メートルに存在すると言われている鉱石が使用されていたことがわかる。イデ隊員は、アンヌ隊員が偽物であったことを疑う。
電波障害は解消されたが、何故かハヤタが乗るビートルとの通信ができない。イデ隊員たちはその謎を解明するためパトロールに出るが、そこでハヤタと一緒にパリに向かったはずのアンヌらしき女性を発見。
その女性は車で走り去ってしまったが、そこにハヤタのバッヂが落ちていた。アンヌ隊員が怪しいと確信したイデ隊員。捜索の結果アンヌ隊員を見つけ出すが、彼女のサングラスの下には目がなかった。アンヌ隊員と偽っていた人物は逃走し、そして地底からはテレスドンが現れるのだった。