ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 Wレッドが夢の競演? 王様戦隊がキョウリュウジャーと遭遇!
スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第32話】
2023.10.08
ギラたちの前に現れた怪人とプリンス!
しかし、宇蟲王ダグデドの逆鱗に触れ、6人は何処かへ飛ばされてしまったのです。
ギラとヤンマが飛ばされたのは現代の日本の街によく似た場所でした。
無気力な人々が通りかかりますが、ギラの問いかけに何も答えようとはしません。
ふと、遠方を見ると城のような建物が建っていました。とりあえずはこの土地の王様に謁見するかとその場を移動しようとしたギラたちでしたが、突如、不気味な怪人たちがギラたちに向かってきたのです。
売られた喧嘩は買うだけだとオージャーカリバーで応戦するギラとヤンマの前に、颯爽と現れた男がひとり。一瞬にして怪人たちを一掃しました。
その男はギラたちに逃げるよう示唆しますが、そのとき周囲に警報が鳴り響き、巨大な怪人が現れたのです。
すかさずギラとヤンマは王鎧武装を試みますが、変身できたのはギラだけでヤンマはシュゴッドが現れず変身できません。
ギラ=クワガタオージャーが奮闘するなか、今度は屋上から青年が飛び出してきて、巨大な怪人の眉間に剣を突き刺し、巨大な怪人を倒してしまいました。
怪人を倒したプリンスと呼ばれる青年のもとに、ギラたちを庇った男と女性が近づき、その男=立風館ソウジはプリンスの無闇な戦いで剣を折ってしまったことを戒めています。
ギラはプリンスに近づき、ここの王子様なのですかとたずねたところ、プリンスは「この星のキングになる男だ」と言い放ちます。キング、つまり王様ということでしょうか?
戦騎士デーボ・センキングがカグラギを襲う!
センキングは農夫のブレイブを奪ったのだと言い、カグラギにも襲いかかろうとします。
王鎧武装しようとしたカグラギでしたが、ヤンマ同様、変身することができません。
窮地に陥ったカグラギを助けたのは、有働ノブハルと名乗る青年でした。なんと彼はこの星を守っている戦隊、キョウリュウジャーの一員だというのです。ノブハルはカグラギと農夫=ジェントルを連れてその場を脱したのでした。
そのころヒメノ、リタ、ジェラミーは、山奥の森の中に洞窟を見つけ、一時休憩しようとしたところ、洞窟に描かれた壁画を発見します。
そこには機械化した恐竜たちや楽譜のようなものが描かれています。
するとそこへ考古学の研究をしているというイアン・ヨークランドと名乗る男が現れました。イアンは、壁画は2000年以上前のもので、自分たちキョウリュウジャーの歴史が描かれていると、ジェラミーたちに説明したのです。
イアンに連れられた3人は、アジトのような場所にたどり着き、そこにはソウジに招かれたギラとヤンマがおり、後からやってきたカグラギとも合流を果たします。
そしてギラたち6人は、ソウジとノブハルから日本という国がどういう現状におかれているのかを聞かされたのです。
事は10年前に遡ります。太古から人類を滅ぼそうと企んでいたデーボス軍と戦った戦隊、キョウリュウジャーは勝利を収めました。しかし、2年前に宇蟲王ダグデドが新たなデーボスを引き連れ現れたといいます。ダグデドは世界中の人々から、勇気や正義心であるブレイブを奪い、気力を喪失させてしまったのです。そのおかげでキョウリュウジャーにも変身できず、今はレジスタンスを率いて反撃の準備をしているとのこと。
反撃のため、キョウリュウレッドとキョウリュウゴールドのふたりはダグデドを追って宇宙に旅立っているということです。
突然のことで戸惑う6人ですが、ギラたちは別の時空からやってきたのではないかとノブハルは推察します。何より、仲間のプリンスはキョウリュウレッドたちが時空を超えた未来から送り込んできた戦士であり、この推察は的中していると思われます。