ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 今明かされるモルフォーニャの過去! そしてギラたちは子どもの心に逆戻り!?

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第45話】

テレビマガジン編集部

王の証に隠された力を得たヤンマが暴走した第44話に引き続く第45話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!
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王様戦隊は強大な王の証の力を使いこなせるのか?

王の証の封印が解け、まずカグラギが力の使用実験をかって出るのだが……  ©テレビ朝日・東映AG・東映
宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンを倒す切り札である王の証の力。その秘密を探る王様戦隊でしたが、いち早く解読したヤンマ・ガストはその力を暴走させてしまいました。

国を滅ぼすほどの強大な力を制御すべく、王様たちは六王国同盟を締結、この結束こそが王の証の力を解放する最後の鍵だったのです。

それぞれの王たちがもつ王の証の封印は解放され、王様戦隊は宇宙を貫く力を手に入れたのでした。

一方、ゴーマ・ローザリア、ヒルビル・リッチと続けざまに五道化を失ったダグデドは、チキューの人間のコレクション集めにいっそう執心します。

ミノンガン・モウズはヒルビルが倒されたことを嘆いているようで、自分が王様戦隊に絶望を与えてやると決起しました。

王様戦隊のほうは、王の証の力を使えるようになった今こそと、こちらもダグデド打倒に立ち上がります。

戦いの前に、まずは王の証の力の使用実験と、カグラギ・ディボウスキが先陣を切って力を解放したところ、手をかざした途端、バッと炎が燃え広がり、カグラギ自身にも飛び火。その火を消そうと力を発動したリタ・カニスカは、消火には成功しますが、出した吹雪で自らも凍らせてしまう始末。

そして実りを燃やす炎、法を無視して裁きを下す氷、そして前回使ったヤンマの力は機械を破壊する稲妻と、皮肉なことにすべて自らの国を滅ぼす力だったのです。

だから先祖たちは力を封じたのだというラクレス・ハスティーは、最終決戦に臨むのであれば万一のことを考えて、後継者を決めておかねばならないだろうと忠告するのでした。

リタとカグラギは、モルフォーニャとスズメをその後継として選んでいるようではありますが……。

時間を操るミノンガンが王様戦隊の心を子どもに戻す!

ヒルビルの仇討ちとばかり決起したミノンガンが王様戦隊を絶望に追いやる!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
するとそこへ打倒王様戦隊に燃えるミノンガンが出現、スズメとモルフォーニャはミノンガンが放ったビーム攻撃で倒されてしまいます。

王様戦隊はすかさず王鎧武装、ミノンガンに立ち向かいますが、ミノンガンは時間を操る力をもっています。

斬ったところで、また別の時間軸の宇蟲王が出てきてしまう可能性があるのです。

そうこうしているうちにミノンガンのビームがギラ=キングクワガタオージャー、ヤンマ=トンボオージャー、ヒメノ・ラン=カマキリオージャーを直撃。すると3人の姿はそのままですが、中身が子どもの心に戻されてしまったのです。

ミノンガンが威圧すれば、3人はまるで子どものように怯えて泣きじゃくり、これでは戦いになりません。

全員がこのビームをくらえば一巻の終わり。そこでリタ=パピヨンオージャーが最大限のパワーで弓を放ち、ミノンガンを彼方へ吹き飛ばし、時間をかせいで態勢をととのえることにしました。

一行はイシャバーナで治療することとなりましたが、ギラ、ヤンマ、ヒメノはすっかり子どもに戻ってしまっています。

機嫌をそこなえば暴走しかねません。

スズメとモルフォーニャも心はおよそ10年前に戻ってしまい、スズメはトウフのために隙あらばラクレスの命を奪うと息巻いていた当時の状態に、モルフォーニャもリタとの信頼関係を築く前の状態に戻ってしまい、脱獄の腕を使って逃げ出してしまいました。

しかしリタはモルフォーニャの逃亡先に目星がついているようで、リタはカグラギとある取引を行うのでした。
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