いよいよ上映! 20年の時を経て仮面ライダー555の「その後」が描かれる!

『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』上映! さらに、もうひとつのファイズを描く小説版もご紹介!

テレビマガジン編集部

井上敏樹氏によって描かれた、もうひとつの『仮面ライダー555』

『555』放送当時の2003年夏に公開された映画『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では、メインキャラクターや基本設定はそのままに、オルフェノクが人間社会を支配しているという本編とは繫がりのない、パラレルワールドが描かれました。脚本は本編と同じ井上敏樹氏。最終決戦では、もうひとりの主人公とも言うべき木場勇治が変身する仮面ライダーオーガが登場し、スタジアムを舞台に激闘が繰り広げられました。

そして、『555』にはもう1作、井上氏による本編とは別の物語が存在します。それが、講談社キャラクター文庫から発売されている『小説 仮面ライダーファイズ』です。本作は『555』終了後に講談社から発売された『仮面ライダーファイズ正伝-異形の花々-』に、小説内の物語終了後の短編「五年後」を追加収録したものとなっています。

本作は、設定に若干の変更が行われ、本編では「叛逆したオルフェノクから、オルフェノクの王を守るためのもの」という設定だったライダーのベルトが、もともとオルフェノクと戦うためのものと設定されています。また、木場勇治や長田結花の境遇も変更されています。

そして、本作最大の特徴は、草加雅人にまつわる描写。全体的に子ども向け作品であることの枷を外したハードな描写が特徴の本作ですが、草加の真理への歪んだ愛情や心理描写がより強烈に描かれています。さらに、本編では巧と心を通わせ、デルタギアを託そうとした木村沙耶が意外な設定で登場するのも特徴です。

『555』の世界を作り上げた井上氏が綴る小説版も、『パラダイス・リゲインド』とあわせてぜひお楽しみください!
『小説 仮面ライダーファイズ』 定価:本体720円(税別)
©️2024 石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映 ©️石森プロ・東映 配給・発売:東映ビデオ
『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』は2024年2月2日(金)より新宿バルト9ほかにて期間限定上映開始!
©2024 石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映
©石森プロ・東映 配給・発売:東映ビデオ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。