『ウルトラマンブレーザー』の劇的ラストにつながる最重要エピソード4話をおさらい!

コレを確認して最終回を再チェック!

テレビマガジン編集部

最重要ターム「V99」に秘められた謎!

デジタル文明を崩壊させるゲバルガこそ「セカンド・ウェイブ」だった。  ©円谷プロ ©ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京 PHOTO/講談社
3つ目のエピソードは第13話「スカード・ノクターン」です。

総集編的なエピソードでしたが、新規撮影パートで重要な秘密がバンドウ ヤスノブ隊員から語られます。

2匹の宇宙怪獣であるバザンガと宇宙電磁怪獣ゲバルガ(第11・12話登場)の地球への飛来コースが同じだったこと。

その一方で、セミ人間に操られたロボット怪獣ガラモン(第9話登場)の飛来コースは違っていたこと。

そして、1999年に地球に飛来して、地球防衛隊に撃墜されたという隕石のコースがバザンガたちと同じだったこと。

カンのさえている(第9話でガラモンをコントロールしている者の正体を察したように)ミナミ アンリ隊員は、そこに「作為的なもの」を感じ取ります。

また、防衛隊の極秘資料を見たことのある(第4話)アオベ エミ隊員のなかでは、宇宙怪獣と深い関係があるらしい「V99」という単語も思い起こされます。

こうした一連の出来事が怒濤のクライマックスへの流れに結びついていくのです。

ファードラン登場! 「岐阜の実験施設の大事故」の正体は?

ファードランアーマーを装着したウルトラマンブレーザー!  ©円谷プロ ©ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京 PHOTO/講談社
最後のエピソードは第19話「光と炎」です。

それまでに新武器を手にすることはあったブレーザーですが、ついに初めてのパワーアップともいえる、ファードランアーマーを装着することになります。

そのパワーアップには、エミが情報収集や潜入によって調べてきた、岐阜県の宇宙装備研究所第66実験施設の事故の真相が深くかかわっていました。

その事故自体は、ゲントの武勇伝として第1話から特機団員たちの口から語られ、さらにゲント自身の中ではブレーザーと初めて出会った記憶として第12話などでリフレインされます。

第66実験施設で行われていたのは、ワームホールを発生させる装置の残骸を復元することで、その責任者はエミの父親(第13話で科学者だったことが判明)でした。

その父と、地球防衛隊日本支部の参謀長であるハルノ レツが親友であったことは第14話で明かされ、またクライマックスに向けてのキーアイテムとなる父の残した日記の存在も、この第19話で明らかにされます。

こうした数々の布石を受けて、物語は圧倒的な大団円を迎えることになるのです。

そしてまだウルトラマンブレーザーの物語は終わりません。

2024年2月23日には全国の映画館で『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』が公開されます。

映画となってパワーアップして帰ってくるウルトラマンブレーザーにワクワクが止まりません!

『ウルトラマンブレーザー』の物語を再確認しよう!

©円谷プロ ©ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京
そんな『ウルトラマンブレーザー』のすべてを1冊のムックに詰め込んだのが2024年1月22日に発売される「講談社MOOK ビジュアルシリーズ ウルトラマンブレーザー 全バトルクロニクル」(税込定価2750円)です。

『ウルトラマンブレーザー』全25話のウルトラマン、怪獣・宇宙人、SKaRD、ドラマなど、すべてをギュッと詰めました。作品を観るときのガイドにも、本だけ読んで楽しむのにも、ぴったりの一冊です。
ウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」は『ウルトラマンブレーザー』をはじめ、ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。