『ウルトラマンデッカー』はフレッシュなパワーが大活躍!

『講談社MOOK ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』よりぬきコラム【第25回】

テレビマガジン編集部

スフィアが怪獣化した精強融合獣スフィアザウルスと戦うデッカー。スフィアは地球の怪獣と融合してより強力な合成獣にもなります。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
すべての画像を見る(全7枚)
『ウルトラマンデッカー』は『ウルトラマントリガー エピソードZ』から7年後の世界で、その間は怪獣も出現せず、人々の目が宇宙進出に向けられている時代の物語です。

『ウルトラマンダイナ』に登場した宇宙球体スフィアが『ウルトラマンデッカー』では巨大宇宙球体キングスフィアなどへと変わり、地球全体を包むスフィアバリアを作って地球からの脱出及び進入、さらには外部との通信を途絶させてしまいます。

7年の間に縮小された防衛チームGUTS‐SELECT〈ガッツ・セレクト〉はその脅威に対して新編成され、新人隊員ぞろいのフレッシュな防衛チームとして活躍し、その一員である「(ムラホシ隊長曰く)努力の天才」アスミ カナタがウルトラマンデッカーに変身します。

全防衛チームのなかでも、特に初々しい新生GUTS-SELECTですが、同時にとてもアットホームなのは、前作でも見慣れたナースデッセイ号の作戦室で、ムラホシ タイジ隊長とカイザキ サワ副隊長が隊員たちを父母的な目線で見守っているからではないでしようか。
次のページへ 1話完結にとどまらない衝撃のストーリー展開!
19 件