
女子小中学生のカリスマ的存在!『めるぷち』センターを務めるひなたが「自分磨き」を怠らない理由
大人気YouTubeチャンネル『めるぷち』選抜生・ひなたさんスペシャルインタビュー
2025.04.06
ライター:小川 聖子

写真/嶋田礼奈(講談社写真映像部)
ひなた 小さい頃からダンスをやっていたので、ダンサーになりたいと思っていたこともありました。
私はダンスが大好きですが、続ける中ではもちろん気持ちが落ちたり、悔しいとき、悲しいときもあって。
そんなときには何度もYouTubeに助けられたんです。
YouTubeの動画を見ると元気になれたり、また頑張ろうと思えたり……だから、だんだん自分もそんな存在になりたい、自分が発信して、みんなに元気を与えられるようになりたいと思うようになりました。
──実際に『めるぷち』での活動をスタートしていかがですか。
ひなた ダンスをやっているときとは違う嬉しさや悔しさを感じるようになって、人生が180度変わりました。活動しているうちにもっと上に行きたいという気持ちも強くなって……。
ただ私、2024年の『選抜決定戦』の一番最初の審査では9位だったんです。それを見たとき、「あ、自分はこんな順位を取っちゃう人間なんだ」ってすごくショックで……。
──9位は十分高い順位だと思いますが、自分としては低かった?
ひなた 正直言ってそうなんです。私はそれまでトントン拍子でいろいろなことが進んできて……ダンスもうまくいくことが多かったですし、2023年の選抜決定戦でもずっと上位で。
1位だったり2位だったりという感じだったので、9位という数字を見たときの衝撃は一生忘れられません。今までに見たことがない数字で、もう本当に自分にがっかりしました。
──自分に厳しいのですね。そこからどのように気持ちを立て直して行ったのでしょうか。
ひなた 一番は「トーク力」を鍛えました。めるぷちの活動はYouTubeがメインなので、見ている方にいかにわかりやすく伝えるかが大切です。
自分が出ているシーンでは、ついしゃべりたくなってしまいますが、みんなが一気にしゃべってしまうと聞き取りにくくなってしまうから、ここはちょっとお休みしておこうとか、そんな頭の使い方をするようになりました。
それから、「見た目の研究」もめちゃくちゃしました。私は『めるぷち』に入った初期から、多分5回くらいビジュアルが変わっているんですよ。
やっぱりみなさんには常に「かわいい状態」を見ていただきたいし、「更新されているひなた」を見せていきたくて。だから「自分磨き」は絶対に怠らずにやっています。
『めるぷち』を見てくださる方たちは、画面越しに私たちを見ることが多いので、TikTokやインスタグラムでの見え方、映り方は自分でもしっかりチェックして、メイクを工夫したりしていますね。
──『めるぷち』の活動で嬉しかったことはありますか。
ひなた 一番は「ファン」という存在ができたことです。ダンスをやっているときは、SNSの活動もなかったし、ファンという存在もいませんでした。
それが、『めるぷち』のオーディションに出たこと、オーディションが公開制になったことで応援してくださる人がとても増えて。
『めるぷち』の活動は、ひとりだったら絶対に諦めてしまう、折れてしまう活動でもあると思うのですが、見てくれたり応援してくれる人がいると、こんなに頑張れるんだと自分でも驚いています。
私は毎日TikTokに投稿をしているのですが、そこでいただくコメントにはなるべくコメントを返したり、リクエストに応えたりということをしています。
それで喜んでくださる方がいれば嬉しいですし、逆にというか、TikTokでファンの方が作ってくれた歌詞動画が流れてきたりすると、私もすごく嬉しいし、力になっています。
『めるぷち』では、とにかく何ごとも全力で取り組むことが大事だと気がついたので、今は何に対しても必死に取り組むようにしています。
その結果『関西コレクション』などのイベントに出演する機会もいただけたり、新しい経験ができていることが楽しいですね。