高濱正伸先生が考える 子どもの“苦手意識”を克服する方法とは

子どもの苦手に向き合うヒント〜高濱正伸の 毎日子育てガッツポーズ〜

図形問題を苦手にしない準備は 今からできる!

図形問題でつまずく原因は「空間認識能力」の低さといっていいでしょう。物体の位置、方向、間隔などをすばやく把握し、認識する能力が培われてさえいれば、苦も無く吸収できる学習内容なのです。遊びの中で、楽しみながら力を身につけておきましょう。
☆外遊び
ボール投げや木登り、かくれんぼなどは、空間や立体、距離感、俯瞰のイメージを体感しながら養うことができる遊びです。

☆積み木、パズル
積み木やブロック、パズルなど、形を意識しながら遊ぶおもちゃは、空間認識能力を育てるのにおすすめ。「算数学習」として図形を目にしても、抵抗なく扱うことができるようになります。
撮影/嶋田礼奈(本社写真部) 取材・文/天利久美
23 件
たかはま まさのぶ

高濱 正伸

花まる学習会代表

花まる学習会 代表 1959年生まれ。熊本県出身。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。 1993年に「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習塾「花まる学習会」を設立。父母向けの講習会は、年間3万人が参加。「情熱大陸」など数々のドキュメンタリー番組でも取り上げられ話題に。『小 3 までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』など著書も多数。

花まる学習会 代表 1959年生まれ。熊本県出身。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。 1993年に「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習塾「花まる学習会」を設立。父母向けの講習会は、年間3万人が参加。「情熱大陸」など数々のドキュメンタリー番組でも取り上げられ話題に。『小 3 までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』など著書も多数。