2024年大河ドラマ『光る君へ』板谷由夏さん演じる儀同三司母の百人一首とは?
「5文字で表す百人一首」その2・儀同三司母編
次々情報が解禁され期待が膨らむ中、Ane♡ひめ.netでは、紫式部をはじめ主要キャストが詠んだ歌を書籍『5文字で百人一首』からご紹介します!
この書籍は、百人一首をくすりと笑える現代風の「5文字」にしてみたもの。ゆるく楽しく学べる新たな百人一首の教養本になっているので、和歌がはじめての方にもおすすめの一冊です。
今回は、板谷由夏さん演じる儀同三司母(高階貴子)の歌をご紹介!
第3回:ファーストサマーウイカさん演じる清少納言の百人一首とは?(11月4日公開)
第4回:町田啓太さん演じる大納言公任の百人一首とは?(11月11日公開)
第5回:凰稀かなめさん演じる赤染衛門の百人一首とは?(11月18日公開)
第6回:財前直見さん演じる右大将道綱母の百人一首とは?(11月25日公開)
百人一首 第54首
今日をかぎりの 命ともがな
儀同三司母
5文字で表すと?
訳と解説
遠い未来まで守られるとは信じにくいので、今日までの命であってほしい
相手が自分をずっと好きでいてくれるか分からないので、今のうちに死んじゃおうという歌。
忘れる忘れないの話はこの百人一首にもいくつかありますが、それだけ恋人に捨てられる事例が多くあったのかもしれません。
作者と相手の藤原道隆はのちに結婚して、7人の子どもが生まれます。娘の定子が天皇の后になったり、息子の伊周が儀同三司という偉い役職についたりして、一時は日本一羽振りのいい家庭を持ちました。
NHK大河ドラマ『光る君へ』は2024年1月より放送予定です!