2024年大河ドラマ『光る君へ』板谷由夏さん演じる儀同三司母の百人一首とは?

「5文字で表す百人一首」その2・儀同三司母編

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2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が1月からスタート! 今回の舞台は平安時代。「源氏物語」で知られる紫式部が懸命に生きて書いて愛した、その人生が描かれます。

次々情報が解禁され期待が膨らむ中、Ane♡ひめ.netでは、紫式部をはじめ主要キャストが詠んだ歌を書籍『5文字で百人一首』からご紹介します!

この書籍は、百人一首をくすりと笑える現代風の「5文字」にしてみたもの。ゆるく楽しく学べる新たな百人一首の教養本になっているので、和歌がはじめての方にもおすすめの一冊です。

今回は、板谷由夏さん演じる儀同三司母(高階貴子)の歌をご紹介!

百人一首 第54首

忘れじの 行く末までは かたければ
今日をかぎりの 命ともがな
儀同三司母

5文字で表すと?

今一番幸せ

訳と解説

あなたが私のことを忘れないというその言葉も、
遠い未来まで守られるとは信じにくいので、今日までの命であってほしい


相手が自分をずっと好きでいてくれるか分からないので、今のうちに死んじゃおうという歌。

忘れる忘れないの話はこの百人一首にもいくつかありますが、それだけ恋人に捨てられる事例が多くあったのかもしれません。

作者と相手の藤原道隆はのちに結婚して、7人の子どもが生まれます。娘の定子が天皇の后になったり、息子の伊周が儀同三司という偉い役職についたりして、一時は日本一羽振りのいい家庭を持ちました。
詠んだ歌を知ることで、登場人物の言葉や行動に対する印象が変わってくるかもしれませんね。放送を楽しみしつつ、我々もさらに学びを深めて参ります!

NHK大河ドラマ『光る君へ』は2024年1月より放送予定です!

『5文字で百人一首』をもっと知りたい方はこちら

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