2024年大河ドラマ『光る君へ』ファーストサマーウイカさん演じる清少納言の百人一首とは?

「5文字で表す百人一首」その3・清少納言編

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2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が1月からスタート! 今回の舞台は平安時代。「源氏物語」で知られる紫式部が懸命に生きて書いて愛した、その人生が描かれます。

次々情報が解禁され期待が膨らむ中、Ane♡ひめ.netでは、紫式部をはじめ主要キャストが詠んだ歌を書籍『5文字で百人一首』からご紹介します!

この書籍は、百人一首をくすりと笑える現代風の「5文字」にしてみたもの。ゆるく楽しく学べる新たな百人一首の教養本になっているので、和歌がはじめての方にもおすすめの一冊です。

今回は、ファーストサマーウイカさん演じる清少納言の歌をご紹介!

百人一首 第62首

夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも
よに逢坂の 関は許さじ
清少納言

5文字で表すと?

紀元前来い

訳と解説

真夜中に鶏の噓鳴きで騙そうとしても、中国の戦国時代の函谷関ならともかく、
決して、われらが逢坂の関は通行許可を出さないでしょう


ある夜、藤原行成が清少納言の元に遊びに来たものの、用事があると言ってすぐ帰りました。朝になってお詫びをよこしてきましたが、その言い訳が「鶏が鳴いたので」だったのでした。

紀元前3世紀、中国の函谷関という関所で、朝に開くはずの門を、鶏の声真似で夜のうちに開かせた人がいました。

少納言がそれを思い出して「函谷関かよ」とツッコんだら、行成が「あなたと私が出会う逢坂の関ですよ」と返してきたので、返事として詠んだ歌。

清少納言は、『枕草子』の作者として有名です。『枕草子』にもこの歌についての話があります。
詠んだ歌を知ることで、登場人物の言葉や行動に対する印象が変わってくるかもしれませんね。放送を楽しみしつつ、我々もさらに学びを深めて参ります!

NHK大河ドラマ『光る君へ』は2024年1月より放送予定です!

『5文字で百人一首』をもっと知りたい方はこちら

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