天川栄人さんの作品が第48回日本児童文芸家協会賞を受賞!

『セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と秋』と『アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬』の2作品が受賞されました

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日本児童文芸家協会賞が2024年4月1日に発表になり、天川栄人さんの『セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏』『アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬』がご受賞されました。天川先生、おめでとうございます!
日本児童文芸家協会賞って?

日本児童文芸家協会賞は1976(昭和51)年に設立され、1年間に出版された日本児童文芸家協会会員の作品の中から最優秀と認められた著作に贈られます。

受賞作をご紹介

『セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏』

高1の安斎(あんざい)えるもはこの春、3年ぶりに地元に戻ってきた。東京の生活でいろいろあって“ボロボロ”になっていたが、久閑野(くがの)の星空に誘われるかのように、天文部に入ることを決める。

しかし、天文部は変人の先輩が1人しかいない廃部寸前の状態──。部の存続のため奔走するうち、えるもは元来の利発さと情熱を発揮するようになっていく。
『アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬』

11月の文化祭で、えるもたち天文部はプラネタリウムを上映することになった。サポート要員として、工業科2年の淳(じゅん)先輩を迎え、プラネタリウム作りを開始する。

文化祭の準備でてんやわんやの中、周囲から自分の進路について考えるように言われたえるもは、嵐士(あらし)先輩や淳先輩たちの進路選択を間近で見ながら、迷い悩む──。

天川栄人先生の本

著者紹介

天川栄人
あまかわえいと


岡山県生まれ。京都大学総合人間学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。第13回角川ビーンズ小説大賞にて審査員特別賞、第9回集英社みらい文庫大賞にて大賞受賞。おもな作品に、『ノベルダムと本の虫』(角川書店)、「花仙国伝」シリーズ(角川ビーンズ文庫)、「悪魔のパズル」シリーズ(集英社みらい文庫)など。
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