ぼくたち負け組クラブ

著:アンドリュー・クレメンツ   訳:田中 奈津子  

発売日 2017/12/01
価格 定価:1,540円(本体1,400円)
ISBN-13 9784062832472
判型 四六
ページ数 258ページ

本が大好きで、空想の世界に浸ってばかりのアレックは6年生。読書クラブを作ろうと思い立ちますが、誰にも邪魔されずに本を読みたいため、ヘンな名前をつけます。「負け組クラブ」とすれば、みんな入りたくなくなると考えたのです。しかし、どんどん仲間が増えてきてしまい、アレックの心にも変化が起きはじめます。知っている書名もたくさん出てきて、仲間とのわくわくする物語を楽しめます。


エドガー賞、フェニックス賞受賞者で、『こちら「ランドリー新聞」編集部』等人気作品を書いたアンドリュークレメンツの最新作。
6年生のアレックは、本が大好き。空想の世界に浸っているので、同級生から「本の虫」とからかわれ、校長先生にも怒られる始末。
放課後プログラムでも、入りたいクラブがないアレック。読書クラブを作ろうと思い立ちますが、最低人員が2人と言われ、折り紙クラブで本を読んでいたニーナを誘います。誰にも邪魔されずに本を読みたいため、ヘンな名前をつけます。「負け組クラブ」とすれば、みんな入りたくなくなると考えたのです。
しかし、いろんな事件を通し、次々と人が入ってきてしまいます。仲間が増え、アレックの心にも変化が起きはじめます。知っている書名もたくさん出てきて、仲間とのわくわくする物語を楽しめます。

1 やめられない、止まらない 2 夏休みがなくなる! 3 放課後プログラム 4 規則 5 新しいクラブ 6 友だち探し 7 ほっとする本 8 スカンク 9 テーブル 10 名札 11 名誉 12 兄貴 13 計画 14 自問自答 15 二つの賭け 16 プリンセス戦士 17 待ちぶせ 18 おもしろくない! 19 ノンフィクション 20 ブランド名変更 21 ようこそ、オーストラリアへ 22 深みにはまる 23 一分後 24 スピッツとバック 25 展開する場面 26 決闘 27 誇り高いケント 28 保証つきの本 29 テーブルがふえる 30 ヨーダの兄貴 31 目まぐるしい日 32 一週間のペナルティー 33 三台めのテーブル 34 現実の生活 35 反乱 36 すごいアイデア 37 どんないい本より 38 ブックリスト

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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