少年Nの長い長い旅 05

著:石川 宏千花   絵:岩本 ゼロゴ  

発売日 2018/08/31
価格 定価:1,045円(本体950円)
ISBN-13 9784065124031
判型 四六
ページ数 250ページ

居住可能な惑星があまたある異世界で、五島野依はあずかり業者≪お安くしてます≫で働きながら、同じ世界から飛ばされてきたはずのクラスメイト六人をさがしていた。しかし、≪ルマ家≫に≪客船≫を襲われ、サットとふたりで≪お安くしてます≫を飛びだすことに。≪ルマ家≫はこの世界の文明の礎を築きあげた一族。はたして、再び覇権を手にしようとする彼らのたくらみを、阻止することはできるのか? 新感覚ファンタジー最終巻!


[あらすじ]
猫を十三匹殺して、その首を村田ビルディングの屋上から投げ落としたあと、自らもダイブすれば、異世界にいくことができる――五島野依のクラスメイト、和久田悦史によって都市伝説は実行され、野依は幼なじみの糸川音色とともに、原始の惑星に飛ばされる。その後、何者かによってさらわれた音色を追うため、野依は、あずかり業者のサットにたのみ、惑星を行き来することのできる乗り物≪客船≫に乗りこんだ。居住可能な惑星があまたある世界で、野依はあずかり業者≪お安くしてます≫で働きながら、同じ世界から飛ばされてきたはずのクラスメイト六人をさがす。しかし、≪ルマ家≫に≪客船≫を襲われ、サットとふたりで≪お安くしてます≫を飛びだすことに。≪ルマ家≫はこの世界の文明の礎を築きあげた一族。はたして、再び覇権を手にしようとする彼らのたくらみを、阻止することはできるのか? 大反響! 新感覚ファンタジー最終巻!

=============

[特徴]
講談社タイガとのコラボ作品。光と闇、過去と未来、表裏を織りなすふたつの物語が始まる――。
YA! ENTERTAINMENTでは、もとの世界にもどるために、たたかいつづける五島野依の孤独な長い長い旅が、講談社タイガでは、「猫殺し13きっぷ」事件から5年後の、五島野依だけがいない世界が描かれる。過去と未来が同時に展開していく新感覚ファンタジー! YA! ENTERTAINMENTと講談社タイガ、双方の装画を手がけた岩本ゼロゴのイラストにも注目!

==========

0 件

オンライン書店

この作者の書籍

もっと見る

Pick Upピックアップ記事

Rankingランキング

Event&Present
イベント&プレゼント

Trend今日のトレンド

Editor’s Pick Up
編集部のおすすめ

監修者・専門家一覧

角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
TOP