コスパ抜群の知育おもちゃ ブロック玩具「LaQ」いいところ・よくないところ ママ目線・子ども目線でリアルレビュー

[作品写真あり]幼稚園から小6まで7年間ガチハマり

コクリコサポートエディターズ:北林 日菜

小6のお兄さんおすすめ! LaQのパーツや攻略本をご紹介

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現役LaQユーザーの息子に、LaQのいいところと悪いところ、おすすめのパーツや本やサイトを聞きました(カギカッコ内は息子の談)。

◆LaQのいいところ

1.想像力が鍛えられる
「立体作品だと公式ガイドブックやYouTubeのつくり方チャンネルでもどうしても見えない部分がある。そこがどうなっているか想像する力が身につくと思う」

2.自分が考えたことを形にできる
「『こんなのがあったらな』と思ったものを実際に形にできる。発明が好きだから思いついたことを、パソコンでシミュレーションするのではなく、手を動かしながら試行錯誤していくのが楽しい」

3.工夫する力が身につく
「『丸鋸(まるのこ)』をつくろうと本を見たけど、持っていないパーツが必要だった。それを補うために『歯車』の仕組みを使えないか考えるなど補うために工夫する力が身についた」

4.観察力が養われる
「ものの仕組みに着目し、周りのものをよく見るようになった。LaQでつくるときにどうやったら軽量化できるかなど、身近なものからヒントを探そうとするクセがついた」

小2のころは「変形」ブーム。下の写真のように、同じ作品が、上からドラゴン→トリケラトプス→ショベルカーと変身します。

変形1:ドラゴン
変形2:トリケラトプス
変形3:ショベルカー

◆LaQのちょっとよくないところ

1.夢中になりすぎる
「時間を忘れて遊びすぎてしまう」

母としては、LaQじゃなくて自分が悪いんじゃない? とつっこみたくなります……。

2.作品が壊れやすい
「レゴと比べると、可動範囲が広くて面白いんだけど、薄いぶん接続部分のハマりがレゴより甘くて外れやすい。がっちりハマって、動かしても壊れづらいのはレゴのほう」

たしかに作品を披露してくれても、目の前で崩壊してガッカリしてるのはLaQのほうが多いかもしれません。

カブトムシ型「マジックハンド」。左の黄色の持ち手を引っ張ると、右の爪が開いたり閉じたりしてものをつかめるが壊れやすい。

◆買い足してよかったパーツTOP3

LaQの面白いところは、基本セットにパーツを買い足していくことで、より遊びの範囲が広がること。小6お兄さんおすすめのパーツ、トップ3を発表します。

・第3位:プルバックパーツ
「車などを自走させられる。手で動かすなら不要だが、あると楽しい」

・第2位:ハマクロンホイール
「丸みがあるパーツを足すことで、作品に変化が出た」

・第1位:ハマクロンシャフト
「これによりLaQに『回転』の要素が加わって格段に楽しくなった!」

もしすでにLaQを持っているけれどイマイチ夢中になっていない……というお子さんがいるなら、上記のパーツをプラスしてみてはいかがでしょうか?

「ハマクロン」を手に入れたら「歯車」の仕組みを使えるように! 物理の考え方が自然と身に付きました。
旅行先で水車小屋を見たあと、LaQの歯車を使って再現してみました。

◆攻略本はレベルを見て

世の中には、LaQ関連のさまざまな攻略本が出ています。昆虫や恐竜などテーマ別で選んでもいいのですが、「レベルをよく見ないとめげてしまうかも」……とのことです。

公式ブック。スーパーテクニック、超スーパーテクニック、ウルトラテクニック……は、どれが最上位なの?

YouTubeで見ているのは「LaQ研究所」(非公式)。「大人向けのチャンネルはすごいけどこだわり過ぎのものが多い。こちらはパパ目線で説明がわかりやすい」そうですよ。

息子が最近つくるのは動く系の作品です。そのまま同じものをつくるのではなく、からくりなどの原理だけを使って自分なりにアレンジすることが多くなっています。

こんな感じのものです。

LaQ研究所「LaQガチャガチャ」

スモールステップからはじめられるLaQ 大人も遊べる

初期の作品「掃除機に変形するゾウ」。LaQは曲面を表現できるのが魅力。

ブロック系玩具は大きいセットを買っても、遊んでくれないと親は勝手にがっかりしてしまいますよね。まずはスモールステップではじめ、年齢やつくりたいもの、ハマり具合に合わせて徐々にパーツを買い足して発展させていくのがおすすめです。

息子は完成品にまったく執着がなく、躊躇なくバラせるタイプなので、パーツ数もそこまで増えていません。最近は大会にも興味があり、大人になってもつくり続けたい! とのこと。一生もののおもちゃになりそうです。

本記事が誕生日プレゼントをお探しの親御さんや、クリスマスプレゼントをお選びのサンタさんの参考になれば嬉しいです。

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59 件
きたばやし ひな

北林 日菜

Hina Kitabayashi
AnyMaMa(エニママ)ライター

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 2012年生まれのサイエンス好き男子、2015年生まれアート好き女子の母。都内で広告営業や出版業を経て、結婚を機に茨城県に移住。以後リモートワークを中心に、エニママや県内のご縁ある企業でフリーランスライターとして活動中。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 2012年生まれのサイエンス好き男子、2015年生まれアート好き女子の母。都内で広告営業や出版業を経て、結婚を機に茨城県に移住。以後リモートワークを中心に、エニママや県内のご縁ある企業でフリーランスライターとして活動中。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

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