
成績急降下…元「中学受験伴走ママ」たちが明かす家庭学習と伴走のコツ
【中学受験SAPIXママ対談】漫画家・りえ太郎×教育ジャーナリスト・佐野倫子 ~前編~ (2/4) 1ページ目に戻る
2026.10.08
教育ジャーナリスト:佐野 倫子
SAPIXの教材管理「テキスト雪崩」を防ぐ整理法
──佐野さんは、りえ太郎さんがXに漫画を投稿していたころからのファンだそうですね。
佐野倫子さん(以下、佐野さん):そうなんです! 長男の受験を終えて、次男の伴走もしているので、りえ太郎さんの漫画にはずいぶん力づけられました。
自分ひとりだと「こんなことになっているのは、わが家だけだよね?」と思うのに、りえ太郎さんの漫画で再現されていて安心するんですよね。くすっと笑ったり、ほろっとしたり、そういう時間がとっても大事ですよね、伴走中は。
りえ太郎さん:ありがとうございます! 伴走って本当にいろいろありますよね。「いちばんピンチだったことは?」と聞かれても、いつもピンチだったので、何を挙げたらいいのか。
振り返れば、伴走で大事なことは「完璧を目指さない」ということかなと思うんです。私は焦りすぎちゃいました。
──お二人が経験したSAPIXでの中学受験伴走、特に大変だったことは?
りえ太郎さん:やっぱり教材管理ですね。SAPIXでは、授業ごとに薄い冊子のテキストが各科目、数冊ずつ配られるんですが、その管理が子どもには難しいんです。
そこは親の出番なんですが、これがまず地味に大変です。そしてとにかく量が多いので、終わらない教材がどんどん増えていく……。
「これはあとでやろう」の「あとで」が、雪だるま式に積もっていくんですよ。その日の間違えた問題を優先しているので、脇においた教材にはなかなか到達できないんです。
佐野さん:我が家は定期的に雪崩が起きていました。6年生で演習や志望校特訓が始まってからは、どれも入試に出るだろうと思って一生懸命ファイルするんですけど、新しい教材は次々に来るし、子どもの勉強時間は限られているし。
それで、取り掛かる優先順位に迷ったら、塾の先生に「今、まずうちの子が取り組むべきはどれですか」と聞いていましたね。私も、子どもが苦手な科目は何から手を付けていいのかわからなかったので。































