2027年度入学向け「ランドセル選び」の最新常識! ラン活ライターが目撃した「ラン活」10年間の激変

最旬! ラン活2027 #8~トレンド変遷と最新事情編~ (5/5) 1ページ目に戻る

ライター:遠藤 るりこ

老舗人気ブランドが「新ブランド」を立ち上げ

2026年5月現在では、ランリュックの登場から5年余り経ち、新ブランドの参入は落ち着いてきたかなという印象です。その隙を突くかのように、大手メーカーや工房系ブランドが新しい切り口の「オリジナルブランド」を立ち上げ始めました。

2020年に国内販売本数No.1を記録したフィットちゃん(ラ・ポンテ)から、新鋭ランドセルブランド「アーティファクト(ARTIFACT)」がデビュー。2024年には老舗メーカー・セイバンが、職人技術と現代的なデザインを融合させた新ブランド「+CEL(セル)」を立ち上げました。かぶせのない仕様や、有名デザイナーの採用で話題になりました。

工房系ランドセルブランドとして不動の人気を誇る土屋鞄製造所からも、2019年にパリの街並みにインスパイアされた愛らしく上品な「grirose(グリローズ)」、2025年には、タフで機能的な新しいランドセルブランド「depsoa(デプソア)」が発表されています。

土屋鞄の新作ランドセル「デプソア」を試着した三男。  写真:遠藤るりこ
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10年前の「人気ランドセル争奪戦」のような過熱したラン活はここ数年でずいぶんと落ち着き、今のラン活は、子どもの好みを尊重しながら機能性、製品背景などをじっくり語り合い吟味する「親子の大切なイベント」へと成熟しました。

ランドセルは日本が誇る独自の文化です。時代に合わせてデザインやカタチを変えながら、常に進化し続けています。特に最近はもはや「多様性」という言葉が必要ないほど、一人ひとりの価値観に寄り添うランドセルが揃う時代。選ぶ楽しみは尽きません。

我が子のラン活はこれにて終了ですが、すっかりランドセルオタクになってしまった私。これからもランドセルを通して子どもたちを取り巻く社会を見つめていきたいと思います。

取材・文/遠藤るりこ

参考:小学1年生の子を持つ親1200名に聞いた 布製ランドセルの認知度に関する調査2026/フットマーク株式会社

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遠藤 るりこ
えんどう るりこ

遠藤 るりこ

ライター

ライター/編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe

ライター/編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe