
育休中のエリート官僚パパ役 ディーン・フジオカさんが「育休制度」への思いや人生の価値基準を明かした〔ドラマ「対岸の家事」〕
ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」スペシャルインタビュー #2
2025.04.01
ディーンさんが明かす人生の価値基準とは?
──ディーンさんは、何を人生の価値基準にしていますか?
ディーンさん:そうですね……。「調和」かな。調和は固定できるものでなく、その都度、調整していかなければ維持はできません。生きていくうえで必要なたくさんのものを調和するから、安定感も生まれるわけで。
だから、調和を得るためには、ずっと努力を続けていかなければならない。大変ですが、それが生きていくということでしょうし、仕事とプライベートのいいバランスを、そのときどきで探りながら、維持していきたいなと思っています。

得意な家事は「切る」こと
──作品タイトルに「家事」が入っていますが、ディーンさんが得意な家事は?
ディーンさん:刃物を扱う家事ですね。僕は野菜を切ることが好きみたいで、カボチャやレンコンなどうまく切れると達成感を感じるんです。切っていると刃にちょっとくっついて、その状態で切るとどこかに飛んでいってしまったりして(笑)。
固いものを切るのも楽しいですし、柔らかいものを薄く切るのもいい……! 野菜ごとの質感を、刃物を通して楽しんでいるのだと思います。野菜を切ったときに、その反動が身体に対してどんなふうに返ってくるのかを味わっているというか……、ちょっと変わっていますよね(笑)。だから、切る野菜がバーッと目の前に並んでいる状態というのは、嫌いな家事ではないです(笑)
少しでもいいからしっかり深呼吸して
──最後に、子育てと仕事の両立を頑張るコクリコ読者に、メッセージをお願いします。
ディーンさん:そもそも自分が皆さんに何かを言えるような立場なのか、とは思うのですが、「気楽に行こうぜ!」くらいの言葉がいいのかなと思います。
命を繫いでいくということには、日々、いろいろな大変さが付いて回ります。だからこそ、そこでエンターテイメントにできることがあるのかな、とも常々考えていて。
でもやっぱりつまるところ、自分や自分の家族、周りの人たちが健康でいられているというだけで、御の字ではないかと思うのです。

生きていて、ごはんをおいしく食べられて、仕事があって、そんなふうにハリのある人生を送ることができているだけで、とてもラッキー! というところに基準をとって、「気楽に行こうぜ!」「楽しんでいこうぜ!」という心持ちがちょうどいいのでは、と。
日々悶々とすることがあったら、ほんの少しの時間でもいいのでしっかり息を吸って吐いて、深呼吸をゆっくりして。自らの心と向き合っていただけたらと思います。
あとは、ドラマ『対岸の家事』を観ることでも、息抜きをしてもらえれば僕としては嬉しいですね

ディーンさん、ありがとうございました。
エリート官僚の育休パパ役・楽しみにしています!
撮影/葛西亜理紗
取材・文/木下千寿
※ディーン・フジオカさんのインタビューは全2回。1回目を読む。