
高校受験「偏差値47なら塾なんてムダだろ」 息子の夢を夫が一蹴した夏〈前編〉
2026.08.22
17歳の男の子を子育て中のママ(45歳)です。
子どもの成長はうれしいものですが、進路選択などの大きな決断を迫られると、家族それぞれの考え方の違いが見えてくることがあります。
特に子育てに対する夫婦の価値観は、こうした節目で浮き彫りになるものかもしれません。これは、私たち夫婦と当時中学3年生だった息子が経験した「受験の夏」の記録です。
※本記事はママの実体験を取材し、プライバシーに配慮して構成したものです。
勉強が苦手な息子に受験生の自覚が芽生えた
「お母さん、俺、行きたい高校がある」
中学3年の春。部活を引退したばかりの息子が、そう切り出してきたとき、私は耳を疑いました。これまで息子は、勉強や成績の話になるとサッと部屋へ逃げていくような子だったのです。
学校での成績は「2」と「3」が半分ずつで、特に英語は定期テストで20点台を取ることもあるほど苦戦していました。学校の先生からも「このままだと、進路の選択肢が狭まりますよ」と心配されるような状況。
そんな息子も、中学3年生になり、すでに受験に向けて準備を始めている友人たちを見て、さすがに焦り始めたようです。息子が自分から「勉強したい」と言い出したことなど、今まで一度もなかったので、私は驚きながらも、嬉しさがこみ上げてくるのを感じていました。
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