さかなクンと小学生が海の環境と魚の未来を考える!【さかなクン探究隊】始動!

「さかなクン探究隊」の結成式をレポート!

「講談社の動く図鑑MOVE」は応援団としてサポート!

図鑑MOVE佐藤華編集長も探究隊の皆さんを応援!

創刊時より、「こどもたちの好奇心を刺激し、探究心を育む図鑑」であり続けることを目標としているMOVE は、さかなクンの志に賛同・共感し、『さかなクン探究隊』の応援団として参加させていただけることになりましたので、活動の様子をこれから随時レポートしていきたいと思います!

東京海洋大学の井関俊夫学長

結成式前半では、まず、東京海洋大学の井関俊夫学長は探究学習の楽しさや、知的好奇心を持ち続けることがいかに人生を豊かにしてくれるかを自身のエピソードを交えながら語ってくださいました。その後、今後プログラムでも講義や活動を共にしていただく清水悦郎教授と内田圭一教授が、それぞれの専門分野とSDGs との関わりや自身の幼少期からのエピソード、探究活動を通して考えてほしいことなどを子どもたちにお話ししてくださり、子どもたちからの質問にもお答えいただきました。

11名の探究隊員も自身の探究テーマを発表!

探究隊メンバーの発表の様子

後半では、11 名の探究隊員たちがそれぞれ現時点で探究したいと考えているテーマを発表しました。食、ゴミ、エネルギーと様々な角度から、未来の海洋環境を守るために各自が探究したいこと、今回のプロジェクトを通して考えたいことをプレゼンしてくれました。

初対面のなかまや先生方、憧れのさかなクンの前での発表はとても緊張したと思いますが、みなさん、堂々としており、この活動を通して様々なことを吸収したいという意欲にあふれていました。子どものころからの“好き”や“知りたい”をまっすぐに突き進んできたさかなクンは、探究隊隊長として子どもたちをやさしく見守り、ひとりひとりの発表にあたたかくコメントしていました。

今後の活動は、清水悦郎教授(東京海洋大学/写真さかなクン左)、内田圭一教授(東京海洋大学/写真さかなクン右)、大学院生のチューターにサポートいただきます!

探究隊員たちは2025年2月までの6か月の間に全7回のプログラムに参加します。

そこでは、制御工学、ロボット工学が専門の清水教授からは自然にやさしいエネルギーについて、実際の船に乗船・見学しながら講義していただきます。また、海洋環境が専門の内田教授からは、海洋ごみの問題や人と環境にやさしい海洋産業についてのお話を聞くことができます。

その道の専門家から、学問の第一線とわたしたちがくらす地球環境をつなぐヒントになるお話がたくさん聞けそうです。そのほかにも、さかなクンと一緒にビーチのクリーン活動を行ったり、ふだん食卓ではなじみのない低利用魚の調理に挑戦するなど多彩なプログラムが待っています。

次回第2 回目のプログラムは10月上旬に予定されておりますので、またレポートさせていただきます。お楽しみに!

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