
昔の果物の実が近くで見られる!? 行楽シーズンの秋、「果樹古品種園」がある「皇居東御苑」に行ってみよう!
食育えほん『こんなにかわった! やさいくだもの むかし・いま』をひもとく
2026.10.07
ライター:高木 香織
皇居東御苑内「果樹古品種園」(2023年6月20日撮影)

実りの秋、店先には大きなリンゴやつやつやしたカキ、ジューシーなミカン、真っ赤なトマトなどが並んでいます。でも、昔はどれも小さくて変な形でした。
長い時をかけて、人々がおいしい品種をたくさん生み出してきたのです。そんな昔と今を比べられる本を見つけました!
食育えほん『こんなにかわった! やさいくだもの むかし・いま』は、私たちがいつも食べている果物や野菜が、以前はどんなものだったかをわかりやすく説明しています。
「そんなの見たことない」と思う人もいるでしょう。ところがなんと、実際に昔の果物が見られる場所があるのです。
東京駅近くの「皇居東御苑」の中にある「果樹古品種園」には、昔の日本の果物が育てられていて、すぐそばで見ることができます。お出かけシーズンの秋、絵本を片手に行ってみましょう!
せっかくなので、「果樹古品種園」と併せて「皇居東御苑」の魅力もご紹介しちゃいますね!
目次
古くからある果物を育てている「果樹古品種園」
皇居東御苑は、天皇陛下と雅子さまがお住まいになっている皇居の一角(昔の江戸城の本丸、二の丸、三の丸の一部)を、一般の人々に無料で公開している皇居付属庭園です。
昭和43年に完成し、約21万平方メートルの面積がある広々したお庭です。
ここには昭和天皇をはじめ上皇陛下と天皇陛下のお考えを受けて、日本の各地に古くからある樹木や花々が大切に育てられています。
それぞれの樹木には名札が掛けられ、花々の前には名札が立ててあって名前や由来が記されていますから、散策しながら楽しむことができます。
映画やドラマで目にする「大奥」の跡地や、赤穂浪士の討ち入りで知られる「松の大廊下跡」には記念の松の木が植えられているなど、ユニークな場所も! (「松の廊下」は松の木があったのではなく、障壁画に松の絵が描かれていた廊下ですものね)
出入り口付近で配られている園内マップを片手に、江戸城ゆかりの場所を発見するのも面白いでしょう。
大奥跡の広場と天守台(2023年6月20日撮影)
大きな松が植えられている松の大廊下跡(2023年6月20日撮影)






























