ご当地キャラが大さわぎ☆東北はっけんミステリー!【秋田編 第3回】

たんぽ小町ちゃん復活! 「パラレルワールド! お米のない世界!?」みどりネコ (2/4) 1ページ目に戻る

作家:みどりネコ

「竿燈は、稲穂の形がモデルになってるって聞いたことがあるっチ。」

稲穂? たしかに、夜空にかかげられた竿燈は、お米をたくさんつけた稲穂の形に似ています。

「そうか! 稲がないから、竿燈まつりもないんだッチ!」

竿燈まつりには、たくさんお米がとれますように、元気でくらせますように、という願いがこめられています。

「竿燈が稲穂だったら、つるされたちょうちんがお米なのかワン?」

「んだッチ! お米は、秋田をパーっと明るく照らすあかりなんだッチ!」

んだッチは、大きく両手を広げてそう言いました。はちくんは、んだッチのいうとおりだと思いました。お米がなくなったら、秋田はあかりが消えたように元気がなくなってしまうかもしれません。

秋田のおいしい食べ物も、お祭りも、豊かな自然も、全部お米があるから生まれたもの。

「お米がなくなったら、秋田の元気がなくなっちゃう。大切な友だち、たんぽ小町ちゃんもいなくなっちゃうワン。」

「そんなのは絶対いやだッチ!」

「んだッチ、早く元の世界にもどるワン。大切なものを守らなくちゃワン!」

「パラレルステッキをさがすッチ!」

はちくんと、んだッチは店内を見回しました。

「あ! あったッチ!」

んだッチの見つめる先には、パラレルステッキを不思議そうにながめるおじいさんの姿がありました。

これでやっと、元の世界にもどれるね!
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