承認番号07083号
ご当地キャラが活躍する東北ミステリー、宮城編ついに完結!
かわいい“ご当地キャラ”とめぐる東北の旅、宮城編はいよいよクライマックス!
行方不明になったむすび丸をめぐる事件のカギは……郷土料理!?
笑って、ドキドキして、そして胸がじんわり温かくなる結末へ。
“ご当地キャラ×東北ミステリー”宮城編、ここに完結!
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地域・出来事とは関係ありません。
【宮城】むすび丸のおむすび屋さん 第3回
前回までのあらすじ
日本一を決める「おむすび選手権大会」に出場することになった、おむすび屋さんのむすび丸。
大会のため、「海のルビー」を使った特別なおむすびを完成させます。
しかし大会当日、むすび丸が行方不明に! みんなで探していたら、伊達武将隊の女性の忍者、くノ一が見つけたようで……!?
むすび丸は一体どこにいたの?
©ishi_ae86/イメージマート
くノ一響が案内したのは、青葉山のてっぺん。そこには、馬に乗った伊達政宗公の銅像「伊達政宗公騎馬像」が立っています。仙台市を一望できる、とても気持ちのいい場所なのですが……。
「うまい! うまい!」
「ルビーよりいいものが手に入ったな!」
「ああ! こんなうまい飯は初めてだ!」
騎馬像の前で、黒い服を着た3人の男が、食事をしていました。食べているのは、鮭とイクラがのった薄茶色のご飯。そのそばに、むすび丸がいました。縄で縛られて悲しそうな顔をしています。どうやら黒い服の男たちが、むすび丸を誘拐した犯人のようです。でも、どうして騎馬像の前でご飯を食べているのでしょう?
「むむ、わけがわからぬが、まずはむすび丸を助けねば! むすび丸、お助け申す!」
バーン! 突然現れた殿に、犯人たちはびっくり。
「わわっ!」
「ひええ!」
「助けてえ!」
馬で男たちを次々と蹴散らしていく殿の姿は、まるで騎馬像が動き出したよう。犯人たちは、あっという間に捕まってしまいました。
「いたた……ありがとうございます」
くノ一響が縄をほどいてくれ、やっと自由になったむすび丸。でも、すでに番組は始まってしまい、大会には出られません。がっくりと肩を落としたむすび丸が、犯人たちに話しかけました。


































