『NO.6』新シリーズ#2の発売が決定!あさのあつこが明かした紫苑とネズミの「秘密」 2人の「再会」は救いか呪いか

岡山県美作市でおこわなれた『NO.6』読書会をレポート

児童図書編集チーム

「6」という数字は最初から決まっていました

「ほたる館」に並べられた『NO.6』の書籍や、ミュージカルのアクリルスタンド。
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Q.『NO.6[ナンバーシックス]再会#1』というタイトルは非常に斬新だと思うのですが、このタイトルをつけた理由を教えてください。

あさの「じつは私が考えたのではなくて、最初の担当者になってくださった編集者の方が『NO.6』でいきましょう、といってくださったんです。

どうなんだろうと思っていたけど、本になってみると、これしかないなという感じでした。

なんで『6』という数字なのかと聞かれると、困ってしまいます。

最初から6つの都市国家があって、それはやっぱり5つでも7つでもなく、6つだと自分のなかで決まっていました

Q.前シリーズの最後に、ネズミから紫苑に発せられた「再会を必ず」という言葉は、紫苑にとっては呪いのように、強い言葉だと感じました。

あさの「そうですね。同時に、ネズミ自身もこの一言によって縛られ、支えられてきました。紫苑も同じように、支えられてきたところもあると思います。

もしかしたら、呪いと感じていたことが、人の生きる力になり得ることもあるのかもしれません

続編のシリーズでは、ネズミが帰ってきた理由についても書こうと思っています」

『NO.6[ナンバーシックス]再会#2』は2025年9月3日発売!

『NO.6[ナンバーシックス]再会#1』は絶賛発売中!

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じどうとしょへんしゅうちーむ

児童図書編集チーム

講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR

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