6月10日は「こどもの目の日」【2024年版】「子ども用メガネ」買い方・選び方最新事情 機能もデザインも劇的進化中!

国家資格所有の「メガネのマエストロ」が解説する「初めてのメガネ作り」#1

デザインも機能性も進化中! 選ぶポイントは?

__子ども用メガネというと、大人に比べてバリエーションが少ないイメージがありますが、現在は変化しているのでしょうか?

糸川さつきさん(以下糸川さん):現在のキッズメガネは大変進化していて、かけ心地、安全性に優れたものが揃っています。子どもがストレスなく使用できるよう、ズレにくい、やわらかい素材のものが多いですね。

また、今の親世代はメガネをファッションのひとつとして捉えているので、お子さんのメガネにもデザイン性を重視している方が多い印象です。フレームの色や、レンズの形のバリエーションもあって、自分の好みで選んでいただけるようになりました。

大石さん:ただ、デザイン性だけで選ぶと、子どもに合わない危険性もあります。大人にはやっているような小さい丸いフレームのメガネなどは、上を見上げることの多い子どもには不向きです。

視野を狭めないためにも、「縦幅のあるフレーム」及び「視野の広いレンズ」を選ぶことをおすすめします。子どもが目線を動かしてもレンズの端まで歪まずに見えることが、楽で見え心地の良いメガネの条件ですね。

糸川さん:初めてメガネを購入するお子さんは、どんなメガネが自分に合っているか、使いやすいか、迷うことがたくさんあります。町のメガネ屋さんという感覚で、気兼ねなく相談いただきたいですね。

ビジョンメガネ都島店。「お店には、塾帰りの子どもがメガネの調節に気軽に立ち寄ることもあるんですよ」(大石さん)
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今回は、メガネを作るまでの手順とメガネ選びのポイントを教えていただきましたが、次回2回目では、子どものメガネは、どんな種類があるのか、保証サービスなどについて、引き続き大石哲さんと、糸川さつきさんに詳しく教えていただきます。

取材・文/池田真由子(ニシ工芸株式会社)
子ども用メガネはどう作る? は全2回。

大石哲(おおいし さとし)
ビジョンメガネ都島店店長。国内唯一の「眼鏡の国家資格」を取得。販売サポートするメガネは年間で平均約1200本、累計は3万本を超える実績の持ち主。地元のシニア、子どもたちから愛される店長。

糸川さつき(いとかわ さつき) 
ビジョンメガネ マーケティング本部次長。広報担当として認知活動に注力する他、デジタル領域でのマーケティング活動推進を行っている。

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