義実家との付き合い方を夫婦で話し合ったら
「嫁」としての振る舞いを求める義母が、実は私のことを考えてくれていた部分もあったことに驚きました。
夫も同様に、帰り際の義母からの言葉に思うところがあったようで、後日、ふたりで義実家との付き合い方や今後の帰省について話し合うことにしたのです。
義実家へ帰省するたびに、気を張ってしまうこと。どうしても「嫁」としての立場を意識して過ごしてしまうこと。そして義両親の機嫌を損ねたくないからこそ、自分は不機嫌さを見せないようにしていたことなどを、夫に伝えました。
また親孝行をしたい夫の気持ちは尊重するけれど、親孝行をするために私や子どもたちの気持ちを無視することはやめてほしいとも伝えました。私の切実な訴えを聞いた夫は驚いていました。
夫は、私の様子を「不満を言いながらも、なんだかんだ楽しく過ごしている」と勘違いしていたのです。これまで何度も不満を口にしてきたつもりでしたが、私の「我慢の笑顔」が、夫には誤ったメッセージとして伝わっていました。
その後、夫からは、「これからは帰省について夫婦で話し合おう」と提案がありました。そして「子どもたちが大きくなったら、俺だけで帰省することも考えるよ」という言葉も聞くことができました。
翌年のゴールデンウィークの変化
翌年、ふたたびゴールデンウィークが近づいたころ。夫が「今年はどうする?」と聞いてくれました。私は迷いながらも、話し合ったことを思い出し、自分の気持ちを伝えました。
「できれば今年は、家族だけで過ごしたいな」
夫は否定せず、「じゃあどうするか一緒に決めよう。どこか行きたいところはある?」と聞いてくれました。このころから、夫が一方的に決めるのではなく、私や子どもたちの気持ちにも耳を傾けてくれるようになりました。
現在は、義実家を拠点にしながら、家族だけで出かける時間も持てるようになっています 。義両親に顔を見せることもできるし、自分たち親子だけの時間も楽しめる。程よい距離感で過ごせるようになった今の形に、満足しています。
「家族だからこれが当たり前」と思っていることが、相手にとってはそうではないことがあります。何も言わないままでいると、誰かが我慢することになる。そんな当たり前のことにようやく気づきました。
これからも、その都度話し合いながら、わが家なりの「家族みんなが納得できる過ごし方」を見つけていきたいと思っています。
文/構成・橘サチ

































