料理・洗濯・掃除の「しなきゃ」を手放す! 共働き夫婦のための【やめ家事リスト】一挙公開

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今日からやめよう!「やめ家事リスト」

◆ごはんづくりをやめた

子どもがいると日々「食べさせなければ!」と追われてしまいますが、何をやめたらよいのでしょうか。見ていきましょう。

・朝ごはんを作ること。代わりに冷凍焼きおにぎりや、冷凍ご飯をレンジでチン。前日の夕飯で多めに作ったお味噌汁を温めて食べる。

・夏休みの昼食づくり。仕事を増やして稼いだ分、外食やお弁当購入などに振り切ったら、ストレスがなくなった。冷やし中華は流水麺にし、トッピングは子どもにやらせる。


「ごはんを作らなければならない」という固定観念を捨てた例です。両立の大変さは時間のやりくりだけではなく精神的負担にこそあります。「ストレスがなくなった」というのは何よりの成果です。

◆料理の“やって当たり前”をやめた

・冷蔵庫の麦茶常備。朝、家族それぞれ1リットルの水筒に飲み物を準備して終わり。

・皮むきや種取り。にんじんの皮はむかないで包丁の背で削ぐだけ。りんごも剝きません。ピーマンの種は残っていても食べられるのでそのまま。

・味見をやめました。すき焼きのタレ、焼き肉のタレがあれば、牛丼、肉野菜いため、魚の煮付け、たいていなんとかなります。(後略)


バカにできないのが、料理の際の面倒な手間。探してみたら、じつはやらなくていいことがたくさんありそうですね。

◆ふきんをやめた

・食事のときの布巾の準備。ウェットティッシュにしました。毎食用意しなければならないのが手間で、匂いも気になっていたので。口も拭けるものを使っています。衛生的で便利です。口も拭けるのは赤ちゃん向けの商品ばかりなのがちょっとした悩みです。

洗い物も減るし、大人もとっても子どもにとっても衛生的で安心ですね。

◆セットのお箸をやめた

・(前後略)夫婦箸を使わない(組み合わせに迷わない無印のお箸をたくさん持つ)。

小さなことですが、どれを組み合わせてもOKなので地味なストレスがなくなり、時間のロスも減ります。

◆食器洗いをやめた

・食洗機を導入して、食器洗いをやめた。

食洗機を買ったという声はとても多く寄せられました。ワーママにとっては必需品ですね。

◆バスタオルをやめた

・縦型洗濯機で乾燥機がないため、乾きにくいバスタオルは廃止。家族全員大きめフェイスタオルを使用。

体を拭くには大きめのフェイスタオルで十分! やめてみると気づけるんですよね。

・サッカー用品の手洗いをやめました。これまでは、まず手洗いをしてから洗濯機で洗っていました。今は、ミキサーのデカい版みたいな簡易洗濯機で洗っています。(後略)

こちらのママが教えてくれたのがシービージャパンのバケツ型の洗濯機。お子さんでも操作できるので助かっているそうです。

◆洗濯物干しをやめた

・洗濯物を干すことをやめた。花粉症だしゲリラ雷雨多発地帯で、そもそも干すのが手間。全部ガス乾燥機にお任せするため、洗濯表示を見てから服を買うようになった(一部乾燥機NGなものだけ部屋干し)。

洗濯干し自体をやめたという声も。乾燥機にかけられる服を買うのも工夫のひとつですね。多くのママから推されていたのがガス乾燥機の「乾太くん」でした。

◆洗濯物たたみをやめた

写真:Paylessimages/イメージマート
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・洗濯物をたたむのはやめました。寝巻き下着はたたみません。靴下は裏返しを直しません。子どもの服もふぁさっと置きます。大人の服はハンガーから外しません。

・下着、パジャマはたたまない(カゴに放り込み収納)。


「たたむのをやめた」事例も続々と寄せられました。ハンガー収納、ポイポイ収納は、特にたくさんのママがすでに実践しているようです。

◆アイロンがけをやめた

時間や手間のかかるアイロンがけは、次のようなアイデアでやめたママがいました。

・アイロンがけをやめて、ノーアイロン服を選ぶ。

・「レノア リセット」(洗濯ジワを軽減する柔軟剤)を使うようになって、アイロンがけをやめた。

◆詰め替えをやめた

洗剤類などの詰め替えはエコですが、家中のもの、特に子持ちともなると種類も多く時間と手間がかかります。

・詰め替えボトルに直接つけられるノズルを買って、シャンプーなどの詰め替えをやめた。

◆掃除機をやめた

「掃除機」をやめたという声も多く寄せられましたが、その方法はさまざま。

・毎日の掃除機掛け。

と、毎日やることをやめた声もあれば、

・掃除機をやめて床ワイパーにした。

・週に1回の雑巾掛けをクイックルワイパーにした。

・掃除機よりコロコロを近くにおいておくようにした。


と、掃除機の代わりにより手軽な道具を使うようにしたママもいました。

・ハンドクリーナーで掃除をすること。ロボット掃除機に完全シフトした。

ロボット掃除機におまかせという声もありました。

・掃除機のメンテナンスが面倒で、掃除機はレンタルにしてる。

掃除機そのものをレンタルにすることでメンテナンスの手間を省くというワザには、目から鱗です。

◆バスマットをやめた

乾きづらい洗濯物は地味にストレス。洗濯しやすいのは大切ですよね。

・バスマットをやめて、古い分類のタオルケットをマットにしているので、乾くのも早いし洗いやすい。(後略)

◆風呂掃除をやめた

・お風呂掃除を自分がするのをやめました。家族で分担しています。

ママがやるのをやめた事例。役割を見直すことでママの負担が減ります。

◆子どもとの買い物をやめた

・子どもを連れてスーパーに行くこと(ネットスーパーや週末夫に預けて1人で買い出しに行く)。

子連れ買い物は時間も労力もかかります。特にイヤイヤ期は最悪……。この割り切りは名案ですね。

◆手拭きタオルをやめた

・手拭きタオルを使わず使い捨てのペーパータオルにした(コロナ禍より)。

洗濯の手間がなくなり、すっきりしますね。

◆夫に答えるのをやめた

・アレクサに今日のゴミをアナウンスさせて、夫がイチイチ聞いてくるのを予防。

テクノロジーを活用して朝の忙しい時間帯のイライラを軽減するママ、さすがです。

子持ち家庭「やめ家事」で時間と心の余裕が増えた

アンケートでは、やめ家事によってどんな変化があったのかも聞きました。

・勝手に「ちゃんとしなきゃいけない!」と思い込んでいたが、「少しぐらい手抜きをしたっていい!」と思えることで、気が楽になった。

・「なんでわたしばっかり」とイライラしながら行動することが減ったので、爆発する日が減りました。


物理的な時間が増えたという意見よりも、ママ自身が「やらなきゃ」に縛られていたことに気づけた、ストレスイライラが減ったという意見が多かったのが印象的です。

・常に家事に追われている、というストレスが減って気持ちがすごくラクになりましたし、子どもたちと過ごす時間や、自分の休憩時間も少し確保できるようになりました。新しいやめ家事を見つけた瞬間は、やった!と嬉しくなるので、さらにやめられる家事がないか常に探しています。

───◆────◆───

「やめ家事」は手抜きではなく、ママの笑顔を守るポジティブな戦略です。 今回ご紹介したリストから「これならできそう」なものを、ぜひひとつ試してみてください。

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
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