2023年の受験はこれが出る!? 児童文学大予想!

首都圏中学受験塾の教室長が教える、入試に出題される本の特徴 3選

本屋さんに行ってみよう!

中学受験生の親御さんがこれらの本をすべてチェックしていくのは大変ですから、かんたんに入試に出そうな新刊本をチェックする方法をお伝えします。

ひとつは大きめの本屋さんに行ってみるということです。

たいていの場合、文芸書・児童書コーナーにおすすめの本がPOP付きで陳列されていることが多いです。私もときどきチェックするようにしています。

その際に発刊日を確認して、比較的新しいもので、興味が持てそうなものがあれば読んでみてはどうでしょうか。

ジュンク堂書店 池袋本店の文芸書コーナー。3つめのポイントに出てくる、瀬尾まいこさんの『夏の体温』がPOP付きでならべられています。

Amazonでも、よく一緒に購入されている商品」「この商品を見た後に買っているのは?」という欄があるので、芋づる式に情報をゲットできます。私もよく参考にしています。

子どもに中学受験頻出本を読ませる前に、ぜひ親御さんも読んでみることをおすすめします。

中学受験の国語のレベルも感じていただけますし、読後にいっしょに感想を話し合うのも非常に勉強になります。

きっとかなり難しい本をわが子が普段読んでいるなと実感していただけることでしょう。

模試の出典をチェックしよう!

もうひとつは、自分が受けた模試の出典をチェックすることです。

大手塾の模試は出題予想も兼ねています。必ず出典が載っていますから、発刊日をチェックして興味を持てそうなら読んでみてはどうでしょうか。

今年(2022年)にすでに模試に出題されていて、来年(2023年)に出題が予想されるのが、重松 清さんの『かぞえきれない星の、その次の星』(2021/09/17発刊)です。

この中の『ウメさんの初恋』は日能研でも四谷大塚の模試でも出題されていたので、個人的には来年(2023年)出題の本命と見ています。

6年生の皆さんは、模試をていねいに復習することを心掛けてください。特に新刊本は来年の入試に出る可能性が高いので、6年生の模試は取っておいて直前期にふりかえりをするとよいでしょう。

また1月の埼玉、千葉入試に出た文章が、2月の東京、神奈川入試に出題されることもあります。

著作権の関係で塾から問題を提供することは難しくなりますが、自分が受験した1月校の問題をふりかえることはやはり大切だと感じます。

『かぞえきれない星の、その次の星』は新しく発売された本だけでなく、短編集という点でも出題の可能性が高いものです。

短編集は短い中で起承転結が起きるので、入試に出題しやすいという傾向があります。

2022年、多くの学校で出題された相沢 沙呼さんの『教室に並んだ背表紙』(2020/12/04発刊)谷 瑞恵さんの『神さまのいうとおり』(2021/05/26発刊)なども短編集です。

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