
【不登校】は災害級の出来事だ! 文科省職員が九州初の「学びの多様化学校」立ち上げで体感した「日本の教育の未来と多様性」
不登校の子の新たな学びの選択肢「学びの多様化学校」 #4
2025.10.31
九州で初めての「学びの多様化学校」として開校した、大分県玖珠町の「くす若草小中学校」。
町の教育長や、初代校長とともにその立ち上げを支えたのは、文部科学省から教員として赴任していた上田椋也さんです。
学校づくりの核として、対話を重視したオランダの教育法「イエナプラン」の理念を取り入れた背景には、上田さん自身が日本の学校教育に抱いていた強い危機感がありました。
学びの多様化学校は、これからの公教育のスタンダードになるのか? 日本の教育が今まさに直面する課題と、進むべき未来について伺いました。
(「学びの多様化学校」連載4回目)
【学びの多様化連載】
上田 椋也(うえだ りょうや)
文部科学省総合教育政策局政策課企画調整係長。1996年生まれ、静岡県浜松市出身。2019年、文部科学省に入省。2023年より同省の研修制度により大分県玖珠町に派遣され、中学校教員として勤務しながら、九州の公立学校で初となる学びの多様化学校「玖珠町立くす若草小中学校」の設立を推進。2024年より同町教育委員会参事を務めた後、2025年4月より現職。


































