【2025年中学受験】受験期間中 噓のような「やらかし」エピソード 26年の受験伴走者にこれだけは伝えたい!

~やってしまった速報編~

教育ジャーナリスト:佐野 倫子

私立中高に6年間通う

「私立中学に6年間通うとなると少々教育費が心配だし、大手塾に3年間通うのも負担が大きい。そんなふうに考えていた我が家は、小学校5年生になるタイミングで、都立中高一貫校を受験しようと思い立ちました。

近所の都立受験に特化した塾に通い、結果的に2年間、季節講習や記述特訓の個別授業をなど、合計150万円以上になったかと思います。

でも成績は思うように伸びず、都立のランクをひとつ下げましたが結果は不合格。ここまで通塾して頑張って、また高校受験ねと息子に言うのは忍びなく、直前に受験を決めた近所の私立に進学することに。

都立にこだわりすぎて、不合格だったときの想定ができておらず、もっと広く私立校も検討して、見に行くべきでした。

都立に落ちたら公立へ。勉強を始めたころはそう思っていたけれど、2年間びっしり勉強をして、お金もかけるならば、最初から私立校も見に行って対策をしていれば……。

たらればですが……、安易に都立受験を始めてしまい、そのあと頭が固かったと反省しています」
(都立対策専門塾卒業生保護者)

お気持ちがわかり、思わず言葉に詰まりました。子育てにおいて、実際にその状況にならないとわからないことはたくさんあると思います。渦中にいるときは、できるだけ情報を集め、経験のある方のお話を伺えるのが理想だと改めて思いました。

2026年組に申し送り! やらかし事例集

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