コムとセコム~猫と息子の成長日記~ #3「ふたりの距離」

Instagramで約13万人が見守る 先住猫のコムちゃんと息子のセコムくんのおはなし

太田 メグ

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小学生の息子セコムくん(通称)と、愛猫コムタン、旦那さんと暮らす、太田メグさん。フォロワー13万人を超えるInstagramでは、#コムとセコム #komutancatなどのハッシュタグで、猫と子どもが共に暮らし、成長していく日々を愛らしい写真・動画とともに投稿されています。

コムタンが一緒に子育てに参加してくれたことで、たくさんの嬉しいことや発見があったという太田さんに、コムタンとの出会いから、セコムくんの出産、大きくなるまでの日々をさまざまなテーマから振り返っていただきました。

ふたりの距離

サトイモ期のセコムくんと枕ポジションのコムタン
「セコムのサトイモ期(首が据わり、腰も据わってくるころ)には、コムタンのお鼻をぽちっと押す、鼻ポチの挨拶も始まり、寝かされているだけの赤ちゃんだった時期と比べて、お互いがなんとなく意識しあった距離で過ごしていると感じることが多くありました。

最初のうちはコムタンが、セコムの枕になっているようなシーンをよく見かけましたが、コムタンが自ら進んで枕になりにいっているというよりは、セコムがミルクを飲みながらくねくね動いているうちに移動したり転がったりして、いつの間にか枕ポジションにはまってしまったんだよね……というような雰囲気でした」
「コムタンにとっては不本意な感じもしつつ、親としては逃げずにいてくれてありがたい!と感じ、同じような場面に遭遇するたびに『……面倒かけるねぇ』と心の中で声をかけていました」
食事中のセコムくんを見守るコムタン
「その他にも、尻尾を触ったり、耳をひっぱったり、コムタンのお腹に顔をボフッと埋めてみたり、だんだんとお互いの接し方が積極的になりました。

この時期の乳児は、特定の大人との継続的なスキンシップにより、愛されることや大切にされることを感じ、情緒的な絆(愛着)が深まって気持ちが安定すると言われているそうです。ということは特定のネコとのスキンシップがもたらす効果も同じなのでは?! と勝手に解釈して、できるだけそっと見守るようにしていました」
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