コムとセコム〜猫と息子の成長日記〜 #1「ネコネイティブへの一歩」

Instagramで約13万人が見守る 先住猫のコムちゃんと息子のセコムくんのおはなし

太田 メグ

小学生の息子セコムくん(通称)と、愛猫コムタン、旦那さんと暮らす、太田メグさん。 フォロワー13万人を超えるInstagramでは、#コムとセコム #komutancatなどのハッシュタグで、猫と子どもが共に暮らし、成長していく日々を愛らしい写真・動画とともに投稿されています。

コムタンが一緒に子育てに参加してくれたことで、たくさんの嬉しいことや発見があったという太田さんに、コムタンとの出会いから、セコムくんの出産、大きくなるまでの日々をさまざまなテーマから振り返っていただきました。

相棒猫、コムタンとの出会い

子猫時代のコムタンもかわいい……
「コムタンは、独身時代から一緒に暮らしている、私の相棒の白いネコ。 ペチミミ(小さく垂れたミミ)と先っぽに白いポンポンがついたシマシマ尻尾などが特徴です。

ブリーダーさんが集まるネット上の掲示板のようなところで、尻尾の先に白い玉がついている不思議な仔猫の写真を見つけ、コムタンとの運命の出会いを果たしました。

それから7年ほどは、私の波乱に満ちた独身時代を支えてくれる相棒として共に暮らし、引っ越しも何度か一緒に経験しました」

「赤ちゃんってよくわからない」妊娠中の不安をあたためてくれたのは…?

安産祈願!
「その後、結婚して息子セコムを授かりました。妊娠中もバリバリ働いていたからか、もともとの性質なのか、お腹の中の存在に母としての自覚が芽生えず『正直、赤ちゃんってよくわからないな……』と思っていました。

そんな私をよそに、いつも以上にお腹の上に乗って温めてくれていた?コムタンの姿を思い出します。単純に妊婦の体温が高かったから?とも考えられますが、もともと私なんかよりずっと強い母性本能が備わっているようにさえ思えました。(コムタンは男の子だから仔は産まないけど!)」

赤ちゃんのために、猫を手放す?

「出産の入院期間は、ホルモンバランスによって心も身体もボロボロになっていました……。そんなときにも、私を支えてくれていたのは、コムタンの存在でした。生まれたてのふにゃふにゃな赤ちゃんを抱きながら『コムちゃんに会いたい』と病院のロビーでわんわん泣いたのを覚えています。ここで、確実に私の自律神経はコムタンなのだなと自覚するに至りました。

赤ちゃんのために、ネコを手放す人の話などを伝えきいて『なぜ?!信じられない‼︎』という気持ちだったことを思い出します。もちろん子どもが生まれたら、生活は赤ちゃん中心の日々になり、それぞれの家庭の困難な状況(アレルギーやウィルスや家族の状況など)による苦渋の決断が存在することを、今なら理解できるのですが」
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