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【大人気連載復活】わたしが子どもだったころSeason2:Vol1.本上まなみさん (3/3) 1ページ目に戻る
2025.10.31
ライター:山本 奈緒子
『映画 すみっコぐらし』のナレーションに込めた想いとは
10月31日から公開の『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』では、“ひとりで頑張りすぎてしまう子”がテーマとなっていますが、私も当時は「助けて」「できない」という弱音が吐けなかった。私のまわりはみんな、その仕事がやりたくてたまらなくてこの世界に入った、という人ばかりでしたから。本当に苦しかったですね。
 
                子どもたちには“好き”を追求する力を蓄えてほしい
そのうえで、「好きなことはどんどんやってみればいい」とも言っています。もちろん苦手なことも、ある程度はできるようになったほうがいい。でもそれ以上に、“好き”を追求する力を蓄えるほうが大事だと私は思っていて。そのほうが、これからの時代を生きていくうえで絶対に強いと思うんですよね。
 
                一方、息子はまだ中学生で、思春期らしい繊細なところもあって。もうしばらく成長を見守りながら、慎重にサポートの声がけをしていけたらなと思っています。息子が小学校1年のとき、一緒に河川敷を散歩していたら、地元のサッカーチームが練習をしていたんですね。それをジィーッと見ていたので、「入ってみない?」と声をかけてみたところ、息子は「うん」とうなずいて、その後6年間ずっと続けたんです。そのチームは中学生になると卒業になるのですが、今でも同級生仲間とときどき顔を出して練習しているほど。そうやって、自分なりに自分の居場所を作っているよう。そこからまた世界を広げていってくれたらなと、そっと願っています。
 
                1975年5月1日生まれ。東京都出身、大阪府育ち。俳優として多数の映画、テレビ、CMなどで活動。近年の出演作に映画『リバー、流れないでよ』、連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)など。また『newsおかえり』(ABC)では火曜コメンテーターを担当している。エッセイストとして書籍も多数刊行しており、最新刊に『みんな大きくなったよ』(ミシマ社)がある。2002年に結婚、1女1男の母
 
                2019年に初めて劇場アニメが公開されて以来、2023年に公開されたシリーズ第3弾まで累計観客動員数が300万人を超えるなど、大ヒット映画シリーズに成長。今作では、雨続きのすみっコたちの町に、空から〈おうじ〉と〈おつきのコ〉がやってきて、新たな物語が始まります。深刻な水不足に陥っている王国を救おうと、一人で頑張っているおうじ。すみっコたちが加わって、雲の上の大冒険にいざ出発! ナレーションを務めるのは、今作も井ノ原快彦さんと本上まなみさん。10/31(金)から全国ロードショー。
映画のシーン画像をたっぷり使った絵本も同日発売!









 
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
              



























































































 
                 
                 
  
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
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