「どうして節分に豆をまくの? 鬼はいるの?」親子で読みたい節分におすすめの絵本8作

2月2日の「節分」をテーマにした絵本

げんき編集部

おにのパンツ

「おにのパンツ」(2013年12月12日)
構成・絵:鈴木博子/定価:1100円(税込み)/ひさかたチャイルド
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イタリアの歌曲『フニクリフニクラ』の替え歌『おにのパンツ』。1980年ごろ、手遊び歌として「おかあさんといっしょ」で紹介されて以来、「節分の日の歌」として定着しました。

絵本では、歌の歌詞をそのまま引用したページで構成され、親子で歌いながら物語を楽しめます。

おにはそと

おにはそと(2010年12月)
作・絵:せなけいこ/定価:(税込み)/金の星社
節分といえば、この本。「ねないこ だれだ」のせなけいこさんが手がけた、心が和む楽しい絵本。

節分の豆まきで鬼たちは逃げだしますが、残されたちび鬼だけは、人間の子どもたちと仲良く遊びます。鬼の親分は、ちび鬼を連れ戻すため、よろいを着て現れます。親分の正体は?

せつぶん

お人好しの鬼のあおくんと、ちゃっかり者の福の神のふくちゃんは友達同士。ある日、二人はお互いの役目を交代することに。鬼と福の神が交代!

家族みんなで笑える節分コメディー。還暦で念願の絵本作家デビューを果たした作者による渾身の一作です。
狂言えほん せつぶん(2009年1月16日)
文:もとしたいづみ、絵:野村たかあき/定価:1650円(税込み)/講談社
日本の伝統芸能を身近に感じられる、人気の「狂言えほん」シリーズ。

節分の夜。「蓬莱が島」から、鬼が日本にやってきました。鬼は、訪れた民家で一人で留守番をしていた女に一目惚れ! でも、女に冷たくされ、鬼はついに泣き出してしまいます。

せつぶんのひのおにいっか

「せつぶんのひのおにいっか」(2012年1月6日)
作:青山友美/定価:1650円(税込み)/講談社
おに父さん、おに母さん、子おにの3人家族のおに一家は、にんげんたちに気づかれずに、にんげんの家でのんきに暮らしています。

「明日は節分」。おに父さんとおに母さんのようすが変です。節分の日、おに一家になにが起きるのでしょうか。節分の日のひみつがわかる、ゆかいなお話です。

せつぶんワイワイまめまきの日!

せつぶんワイワイまめまきの日!(2012年12月)
作:ますだゆうこ、絵:たちもとみちこ/定価:1540円(税込み)/文溪堂

「エビカニクス」でおなじみの「ケロポンズ」としても大活躍されているますだゆうこさんが、「節分」をテーマに描いたユニークな物語。

節分の日、弱虫タカシのもとへ小鬼のキッチがやってきました。二人はいじめっこになってしまったツヨシのところへむかいます。

ないたあかおに

「ないたあかおに」(1965年12月)
文:浜田廣介、絵:池田龍雄/定価:1100円(税込み)/偕成社
小学校の国語の教科書にも掲載されるなど、長年愛されている名作。

気持ちの優しい親切な赤鬼は、村人たちと仲良く暮らしていきたいと思っていました。そのねがいをかなえてやろうと、親友の青鬼は自分が悪者になる作戦を思いつきます。鬼同士の友情を感動的に描きます。

まめまき!まめまき!

「まめまき!まめまき!」(2023年12月28日)
作:西村敏雄/定価:990円(税込み)/白泉社
節分の日、たろうくんの家族はみんなで豆をまきます。

窓から赤鬼がやってきて、おかあさんが豆をまくと赤鬼は逃げていきました。ホッとしていると、そこへ泣きながら子どもの鬼がやってきました。
「鬼」の存在はこわいけど、ユニークでかわいい物語がたくさんあります☆

日本の文化を絵本で伝える良い機会です。ぜひ、豆まきとともに、絵本で「節分」を楽しんでください♪
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げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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