「めちゃめちゃ早起き。もっと寝てほしい」子育てのお悩みをてぃ先生が解決!
フォロワー80万人超えのカリスマ保育士てぃ先生の“目からうろこ”の育児アイディア第32回
2023.05.26
保育士:てぃ先生
てぃ先生の目からうろこの育児アイディア
テレビ出演でも話題のてぃ先生は、現役の保育士。その超具体的な育児法はかつてない斬新なアイディアにあふれていて、世のママパパに圧倒的に支持されています!!
まさに「保育のプロ」として日々子どもに接しているてぃ先生ならではの、的確で「すぐ効く」目からうろこの育児アイディアを紹介する連載です!
育児の悩み#52『めちゃめちゃ早起き。もっと寝てほしい』(2歳5ヵ月女児)
朝、めちゃめちゃ早い時間に起きて、パパとママを起こします。すごくつらいので、もっと寝てほしいです。
「お子さんが早起きしにくい環境を作ることを、親御さんが試してみるといいと思います」
もしかしたら、夜が明けて窓の外が明るくなってくることに反応しているのかもしれません。光の感じ方は人それぞれ違いますから、このお子さんは敏感なのかも。この場合、対策としてお部屋のカーテンを遮光カーテンにすることで起きにくい環境を作ることができます。
また、集合住宅などで寝室が共有スペースに近いと、早朝にほかの人が出入りする音で目が覚める、ということもあるでしょう。その場合、もしかしたら寝るお部屋を変えて寝てみたら、起きなくなるかもしれません。
あと、ベッドの周りにおもちゃなど子どもが気になるようなものがあると、朝方うとうとしているときにそれが目に入り、パッと目が覚めてしまうかもしれませんから、片付けておくといいかもしれませんね。まずはお子さんが早起きしにくい環境を作ることを、親御さんが試してみるといいと思います。
「お子さんの寝る時間やお昼寝を見直してみてもいいかもしれません」
たとえば寝る時間を30分、1時間遅くしてみる。お昼寝することで夜の睡眠に影響するようならば、短くしたりなくしたりしてもいいと思います。一般的には3~4歳くらいまでお昼寝をする子が多いですが、個人差がありますので、その子にとって昼寝が必要かどうか、様子を見て親御さんが判断してもいいと思います。
ほかにも、観葉植物などをおいてシンプルな寝室にしたり、室内温度を適温に調整したり、安眠効果があるといわれているホワイトノイズ(※いろいろな周波数の音が同じ強さで混ざりあっている音。ドアの開け閉めの音や車の音など、突発的な音がかき消されるため安眠効果があるといわれている)を流してみるなど、寝る環境を落ち着きやすい空間にしてみると、睡眠が深くなるかもしれません。
いずれも、それぞれのご家庭がやりやすい方法を試してみるといいと思います。
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
てぃ先生
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、X(旧Twitter)フォロワー数は62万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。 著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。 Twitter:@_HappyBoy Instagram:@tsenseidayo YouTube Amebaブログ
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、X(旧Twitter)フォロワー数は62万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。 著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。 Twitter:@_HappyBoy Instagram:@tsenseidayo YouTube Amebaブログ