成長の早さにびっくり! 専門家がおすすめする「11ヵ月の赤ちゃんが夢中になる絵本」
5人の孫と楽しむ絵本の魅力を綴る「ばあばのまごまご絵本日記」#19
2024.10.09
絵本コーディネーター:こが ようこ
今回は、成長の早い11ヵ月のお孫さんのエピソードとともに、しかけや言葉のリズムが楽しい本をご紹介します!
いつの間に大きくなっちゃったの?
ちょこちょこ会ってはいても、動画で見る孫たちはひと味違う。切り取られた日常というのかしら。
あら、こんなことできたっけ? あら、踊ってる! 歌ってる! と、もうかわいくってついつい再生を繰り返しちゃうの。
最近動画でビックリしたのが、次女の第3子ぺっぺくん(11ヵ月)。
でも、ぺっぺくん、いつの間にこんなに大きくなっちゃったのでしょう。
いつも次女の抱っこひもの中にストンと入って、目が合えば誰にでもニコニコと笑ってくれるぺっぺくんだから、ずっと赤ちゃんだと思ってた。
みんなで会うと、ついつい上の子に目がいってしまいがち。ぱっぱちゃん(5歳)、ぴっぴくん(3歳)は、やりたいことがたくさんあって、じいじとばあばはそれに応えようと一生懸命。そのそばで、ぺっぺくんはニコニコと、ずっと待っていてくれたんだなあと思ったら……、なーんて健気。泣けちゃう。
ばあばはちょっと反省しました。ぺっぺくんとの時間をもっともっと楽しもう。心の動画に成長を焼きつけようっと。
『こいぬくん どこにいるの?』
「ハムスターくん、ハムスターくん、どこにいるの?」「はーい!ここです、ここですよ!」ハムスターくんがニッコリしています。
「……じゃあ、きみは どこかな?」と、ハムスターくんをめくると……鏡になってる!
鏡に映る自分と対面できるしかけ絵本。ほかにもいろいろな動物が、「じゃあ、きみは どこかな?」と聞いてくれますよ。
ボードブックだから安心。ぺっぺくんも自分で鏡をのぞき込んでニコニコです。
『ぞうさん』(こぐま社)
詩として読むと一つ一つの言葉をじっくりゆったり味わうことができてオススメですよ。
ぺっぺくんには、初めは言葉を読んで、2回目にはページに合わせて、「ぞうさん」を歌ってあげました。
『でんでんどん』
「でんでんどん……」と、繰り返されるリズムがとにかく心地いいのです。心も体も動き出しそう!
次のエピソードは10月23日(水)配信予定です!
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
こが ようこ
作家。絵本コーディネーター。30年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『ぺこぺこ ペコリン』(絵・くさかみなこ/講談社)、『どーこかな?』『なんのおと?』(瑞雲舎)、『いやいやいちご』(絵・たかおゆうこ/教育画書)、『おなかのなかのあかちゃんへ』(絵・くのまり/岩崎書店)、「語りかけ絵本」シリーズ(大日本図書)、「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズ(絵・降矢なな/童心社)などがある。げんきで「こころを育てる絵本1・2の3」を連載。
作家。絵本コーディネーター。30年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『ぺこぺこ ペコリン』(絵・くさかみなこ/講談社)、『どーこかな?』『なんのおと?』(瑞雲舎)、『いやいやいちご』(絵・たかおゆうこ/教育画書)、『おなかのなかのあかちゃんへ』(絵・くのまり/岩崎書店)、「語りかけ絵本」シリーズ(大日本図書)、「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズ(絵・降矢なな/童心社)などがある。げんきで「こころを育てる絵本1・2の3」を連載。