バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 ブンブンとビュンディーの因縁とは何か? タイヤ交換でビュンビュンマッハーロボ登場!
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第17話】
2024.06.23
ブンブンとビュンディーの関係とは?
バーテン姿の振騎玄蕃(ブレキゲンバ)がカウンターに座る志布戸未来(シフトミラ)にピンク色のドリンクを差し出せば、離れた席には赤いドリンクをたしなむタイヤ。そして離れたテーブルには鳴田射士郎(メイタイシロウ)と、慣れない様子の阿久瀬 錠(アクセジョウ)の姿もある。
そこに入ってきたのが宇宙一の始末屋・焔 先斗(ホムラサキト)とビュン・ディーゼル=ビュンディーだ。
しかし、そこにブンドリオの姿がないとみるや、ビュンディーは即座にUターン。その背に向けてタイヤは「ブンドリオは会いたくないそうだ」と声をかけた。
そりゃねえだろうと、反射的にサキトがブンブンコントローラーをボウガンモードにしてタイヤに向けたところ、同時にイシロウ、ミラがブンブンハンドル ガンモードを、ジョウとゲンバがブンブンチェンジアックスをサキトに向けた。
するとビュンディーもすかさず両腕をあげ、手甲から発射の構えをとる。
ブンドリオに会いたがっているのはビュンディーだったのだ。しかし、その様子を本部のモニターで凝視していたブンドリオは「会いたくない……いや、会えない」と、国際宇宙対策機構=ISAの特別調査官・細武 調(サイブシラベ)に向かってつぶやいた。果たしてその理由とは……?
タイヤは皆に武器を下げさせ、ビュンディーに理由を聞く。
ビュンディーは、ビッグバン・グランプリでブンドリオと同じチームで走っていたチームメイトなのだと話しはじめた。
同じチームでいながらブンドリオとはライバル同士で、ブンブンはビュンディーに勝つためにブンブンコントローラーを作ったが未完成に終わってしまった。
しかし、その試作品をサキトとビュンディーが手に入れ、完成させてしまったのだ。
ブンブンがビュンディーに会えない本当の理由はそれだけではないようだが……。
トレーニングジムに苦魔獣ジムグルマー出現!
するとヤイヤイ・ヤルカーの悲鳴が聞こえ、デコトラーデとイターシャが声のするほうへ駆けつけるとそこにいたのはキャノンボーグ、その手からヤルカーが飛び出してきた。
どうやらヤルカーは眠っているうちにキャノンボーグの魔改造を施されてしまったらしい。
しかし、これも地球ナワバリ計画のためだとキャノンボーグは一喝、さらにギャーソリンの収集をサンシーターに命じたのだった。
デコトラーデはそばにあったトレーニングマシンを苦魔獣にしてやれと、イターシャは早速イグニッションキーを挿し、たちまち苦魔獣ジムグルマーが誕生した。
ハシリヤン出現の報せがバーにいたタイヤたちに伝えられた。
出動しようとするタイヤを「まだ話があるだろう」と、イシロウが制止した。
カウンターで紫のドリンクを飲むサキトと用心棒然としたビュンディーを見て、タイヤはイシロウたち4人に任せ、サキトらと話をつけるべくひとり残った。
するとサキトは自分たちもブンブンジャーだと語り始めた。ブンブンジャーはもともとビュンディーとブンブンがビッグバン・グランプリで使っていたチーム名だったのだ。
ビュンディーはビュンビュンジャーのチーム名を考えていたのだが、レースで勝者となったブンブンが考案した名を採用したのだ。
ビュンディーによればブンブンがビッグバン・グランプリのライセンスを失った後、ビュンディーに何も言わず突然姿を消してしまい、その後ブンブンがどこで何をしていたのかを知りたがっていたのだ。
これを聞いたタイヤはビュンディーがブンブンのことを心配していたのだと察し、ブンブンを恨んでいないことに安心し、ハシリヤン撃退に向かうことにした。
サキトは自分が地球を捨てた男であり、こんな星、ハシリヤンにくれてやれと言葉を投げるが、タイヤは損得ではなく、守りたいから守るのだとその心情を明かすのだった。
ジムへ向かったブンブンジャーはジムグルマーのダンベルの投擲攻撃に加え、ダンベルを無理やり持たされて、四苦八苦していた。
そこへブンブンスーパーカーでやってきたタイヤもブンレッドにチェンジして参戦、ジムグルマーを怯ませたすきに、仲間たちのダンベルを破壊する。
しかし、ジムグルマーはさらにダンベルを投げまくり、ブンレッドは撃ち返すが周囲で大爆発が発生。
そこに紫の閃光が突っ込んできた。サキトである。