【最終話】バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 これがファイナルラップだ! 最高のバクアゲはブンブンジャーに訪れるのか? 【2025年2月9日公開】

スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【最終話】

テレビマガジン編集部

ブンレッドとブンブンは最高のバクアゲを手に入れることができるのか!?  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
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みんなが力を合わせれば悲鳴は笑顔に変わる。笑顔でいっぱいの世界を作ることができる──それこそ最高のバクアゲである。

勝利は近い。タイヤたちはふたたびブンブンジャーにチェンジ。全員の名乗りはサンシーターたちが用意したゼッキョー大マイクを通じて世界中に響き渡った。

街の人々もシラベも笑顔で「バクアゲだ!」と叫ぶと同時に世界中の人々の声も大反響。するとブンブンジャーたちの体も光り輝き、これが増していくとギャーソリンは霧散、消滅していく。

ブンバイオレット=サキト、ビュン・ディーゼル=ビュンディー、そしてブンピンク、ブンブラック、ブンオレンジ、ブンブルーらがブンレッドのエンブレムを叩くたびにカラフルなオーラが噴き上がり、ブンレッドとブンブンは決着をつけるべく超加速でスピンドーと激突、絶叫するスピンドーは力なく膝をついた。

「ハシリヤンが乗っ取った星々から手を引き、裁きを受けろ」とタイヤたちは迫るが、「その屈辱を受けることはできない」と言い放ったスピンドーは「自分が消えれば地球はまた争いと悲鳴の星になる」と言葉を残し、その姿を砂と化して消えていったのであった。

数ヵ月後。

拘置所に拘留されている内藤とタイヤは面会し、特許を取り戻したことを伝え、そして最初から自分の敵であったのかとその本心を内藤に問うが、「ハシリヤンに会って欲が出たのだ」と内藤は噓か誠か定かではない言葉で返す。

「もう会いに来るな」と言う内藤に対し、タイヤは「ビッグバングランプリにエントリーし、宇宙に行くから会えない」と言って内藤と決別する。

タイヤらが宇宙へ行っている間、子どもたちの支援は地球に残るサキトに委任。一方、シラベはISA作戦本部長を担うことになり、イシロウと内通していた舞美とともにISAの機構改革を行っていくことであろう。

サンシーターたちも新たな新天地を目指し、サンシーターロボトレーラーで宇宙へ向かって旅立ってゆく。

そうしてシラベからハシリヤン残党に苦しむすべての星の人々に「最高のバクアゲ」を届ける依頼を受けたブンブンジャーたちは、ブンブン水素カーとドッキングしたチャンピオンキャリアーとブンブントレーラーでブンブンカーの全車を搭載、宇宙へ向かって発進していった──。

そして今。タイヤとブンブンらはついに夢のビッグバングランプリ、その第1ステージのスタートラインについている。

仲間たちが見守るなか、ふたりは光り輝くコースへ向かって疾走していった──!

最高のバクアゲがそこに待っているのだ。

(おわり)

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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