バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 ミラの元恋人が苦魔獣を操ってブンブンジャーに挑戦!
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第20話】
2024.07.14
ミラの元恋人が操る苦魔獣、オワングルマーが出現!
ノリオは強引に結婚させられそうになっていたミラを救うべく、届け屋・範道大也(ハンドウタイヤ)に依頼しミラを届けてもらい、ミラとともにニューヨークへ旅立とうと空港で待っていた、あの男だ。
しかし、ブンブンジャーの活躍を目の当たりにしたミラは「ブンブンジャーになる」と宣言、ノリオは事実上ふられてしまったのであった。
そんなノリオを慰めていたのは定食屋の店主……ではなく、ハシリヤン・サンシーターのデコトラーデだった。この定食屋はハシリヤン一味が占拠していたのである。
ブンブンジャーがミラを奪ったと聞いたキャノンボーグは、奪われたら奪い返せばいいだけだとイグニッションキーを味噌汁のお椀に挿し、苦魔獣オワングルマーを作り出した。
そしてノリオをそそのかし、苦魔獣を操ることができる新発明のハンドルを手渡して打倒ブンブンジャーに向かったのだ。
届け屋本部ではバイト帰りのミラにブンドリオ=ブンブンがカレーをふるまっていたが、ミラのスマホにバイト先の店長から再度別のシフトに入ってほしいとの依頼が届き、ミラは任せてくださいと即了承。
張り切るミラの姿に、タイヤや鳴田射士郎(メイタイシロウ)と振騎玄蕃(ブレキゲンバ)は微笑みを浮かべている。
そんなとき、一同のブンブンチェンジャーに阿久瀬 錠(アクセジョウ)からの通信が入った。ハシリヤンが出現したのだ!
お椀に閉じ込められたブンピンク!
その様子を物陰から見ていたノリオは、持っていたハンドルを操作、するとオワングルマーの頭の箸アンテナが光り、ブンピンク=ミラに向けビームを放ったのだ。
するとブンピンクは味噌汁のお椀に閉じ込められてしまい、そのお椀がオワングルマーの肩にくっついてしまった。
ブンピンクを確保したオワングルマーは、ノリオの指示どおりに動いてブンブンジャーに立ち向かっていく。
ブンレッド=タイヤは、オワングルマーを操っている者がいることを察知し、ブンブルー=イシロウとブンオレンジ=ゲンバ、ブンブラック=ジョウにその場を任せて走り去る。
まずはミラの奪還だと、ブンオレンジはオワングルマーに迫り、肩からブンピンクが入ったお椀を落とすことに成功、ブンブラックがこれを拾って力任せに開けようとするのだが、お椀の蓋は閉じたままだ。
温かい味噌汁と外の空気、内外の気圧差で蓋が開かなくなっているのだと分析するブンブルー。
するとノリオの背後に焔 先斗(ホムラサキト)が現れ、持っていたハンドルで苦魔獣を操っていることを悟るとノリオに迫ろうとした。しかし、ブンレッドがこれを制止する。
ブンレッドはノリオがかつてミラを届けるよう依頼した降野ノリオであると気づき、ノリオもまたブンレッドに向かって「ミラは流されやすいからお前らに騙されたのだ」と感情をぶつけた。
しかしタイヤは、他人のハンドルを握ろうとすれば自分のハンドルがおろそかになるとノリオを戒める。
その言葉どおり、オワングルマーの動きが止まり、その隙に乗じたブンブンジャーはオワングルマーに連続攻撃、ミラもお椀の中で大暴れ、縦横無尽に飛び跳ねてオワングルマーに猛烈なアタックを食らわせた。
反抗するミラを見たノリオからはギャーソリンが激しく立ち昇り、苦魔獣を操っていたハンドルがスパークして壊れてしまう。
暴走したオワングルマーはミラの椀を押さえ込み、ノリオ目掛けて走り出したのだ。
しかし、猛スピードでノリオの前に出たサキトがブンブンコントローラーでオワングルマーの攻撃を弾くと、サキトはブンバイオレットにチェンジし、猛攻撃を開始した!