12月20日 ウルトラマンダイナ 倒したはずの怪獣たちがよみがえった!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月20日(1997年)

テレビマガジン編集部

先の怪獣は、オオトモ博士が作り出したクローンシルバゴンとクローンシルドロンだった。博士はクローン技術で怪獣を作り出し、危険な場所での作業や侵略者への対抗手段にしようとしていたが、生命を作り出すという行為に反対した生物工学委員会にプロジェクトの中止を言いわたされていた。

博士は地図にない島を拠点にし、そこで発見したネオザルスにさまざまな怪獣の遺伝子を組み込み、最強の怪獣を作り上げた。しかし、ネオザルスには知性がないため、ハネジローの遺伝子を使って博士の命令をきくようにして、手始めに生物工学委員会を襲撃させようとしていたのだ。

博士は機械のスイッチを入れ、ハネジローの遺伝子を抽出しようとする。そこに、通信で状況を聞いていたアスカがα号で攻撃し機械を破壊した。それと同時に暴走したクローンシルバゴンが現れ、研究所を破壊。博士はネオザルスを目覚めさせ、クローンシルバゴンと戦わせた。ネオザルスはクローンシルバゴンを倒すと、攻撃の矛先を博士に向ける。博士はネオザルスに踏み潰されてしまうのだった。

ネオザルスはかわしても追尾してくる光線・ホーミングビームでアスカの乗ったガッツイーグル α号を撃墜。アスカはウルトラマンダイナに変身して戦いはじめるが、尻尾を使ったパワフルな攻撃に苦戦してしまう。そこでダイナはストロングタイプに変身して、反撃。ネオザルスのホーミングビームをネオザルス自身の尻尾で防御し、最後はガルネイトボンバー(シューティングバージョン)で撃破した。
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