いなづま号が暴走!
その後、イタチとヘチマは乗務員に見つかり、イタチは逃走。運転室に忍び込む。しかし、そこにいたのは謎の怪物だった。カメラのフラッシュによってM1号が細胞の状態から急成長してしまったのだ。さらに、いなづま号は自動操縦により運転されるが、M1号が運転室の機械をいじくりまわしたため、暴走をはじめてしまう。乗務員たちは運転を手動に切り替えようとするがうまくいかず、まずは人命を守るため客車と機関車を切り離す。しかしその後、イタチが機関車に取り残されていることが発覚した。
万城目と相川教授は車両基地を訪れ、なんとかイタチを救う方法を模索する。終点の北九州の駅には車止めの機械が準備され、80%の確率で無事に止めることができるらしい。そして、ついにいなづま号が北九州に到着。しかし、いなづま号は減速しきれず、車止めに衝突。周辺の建物も巻き込み、いなづま号は爆発炎上してしまう。すると、衝突の衝撃で何かが宇宙に飛んでいく。それは、耐熱・耐震に優れたいなづま号の保管ロッカーだった。保管ロッカーの中に隠れていたイタチは一命をとりとめるも、宇宙に放り出されてしまう。さらに、M1号も生身のまま吹き飛ばされてくる。イタチとM1号は、そのまま地球の衛星になったかのように宇宙を漂い続けたのだった。
人工生命 M1号
【ウルトラ怪獣事典】
人工生命 M1号
全長/2メートル
体重/180キログラム
生物学者の相川教授が生み出した、人工生命体。細胞の状態で高圧ボンベに保管されていたが、カメラのフラッシュを浴びたことで急成長してしまう。知能指数は人間程度だが、3歳児並みの行動をとり、悪意はないが、いなづま号を暴走させてしまった。
登場エピソード:『ウルトラQ』第10話「地底超特急西へ」(1966年3月6日放送)
脚本:山浦弘靖、千束北男/特技監督:的場 徹/監督:飯島敏宏
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3月6日はいなづま号が暴走した日
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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