ウルトラマンシリーズでも、おなじみの餅つきエピソードがあります。今回取り上げるのは「12月28日」(1973年)。
そこに、かつて北斗星司とともにウルトラマンAへと合体変身していた南 夕子。月星人の夕子は、『ウルトラマンA』第28話で変身アイテムのウルトラリングを星司に託し、月へ帰っていった。今回は夕子が再登場し、タロウと餅つき(!)をするお話です。
モチロンが各地の餅を食い荒らす!
さらに、モチロンは飛行船にぶら下がって各地で餅つきをしている人々の前にも現れ、つぎつぎとお餅を食い荒らしていった。
その日の夜、どこからかながれるピアノの音色を聴いた光太郎は、かつて北斗星司とウルトラマンAとなって戦っていた南 夕子と出会う。夕子は、光太郎がウルトラマンタロウであることを知っており、モチロンのことを話す。モチロンは、人間が月面にみえる模様を「ウサギが月で餅つきをしている」と信じ、その思いが実体化して生まれた怪獣であるという。夕子はモチロンを月に返すために地球の引力圏外に連れ出してほしいと光太郎に依頼する。