10月9日 ぺスターが起こした火災をウルトラマンが鎮火する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月9日(1966年) (2/2) 1ページ目に戻る

テレビマガジン編集部

イデ隊員のミスで製油所一帯が火の海に!

製油所の炎を消火しようとするウルトラマン  ©円谷プロ
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ぺスターは食事を終えるとすぐに姿を消す。しかし、すぐ近くには製油所があった。ぺスターの体内には、大量のオイルが詰まっていると考えられた。すなわち、ぺスター自体が強力な爆弾なのだ。科学特捜隊は製油所の職員を避難させ、東京湾一帯を立ち入り禁止に指定。イデ隊員はジェットビートルで、ぺスターを攻撃する任務を与えられる。

そして、作戦が開始された。ヘリコプターでガソリンの入ったドラム缶が大量に海上投下され、それにつられてぺスターが出現。ガソリンを食べたのを確認し、ムラマツキャップはイデに攻撃を指示する。しかし、ぺスターは爆発せず、海中に潜ってしまう。その後、陸付近でぺスターが顔を出した。すると、焦ったイデは、攻撃命令を待たずにミサイルを発射してしまう。攻撃を受けたぺスターは興奮し、火を噴いて暴れはじめる。そして、製油所に上陸してしまった。

ぺスターは火を噴いて製油所を攻撃。ジェットビートルの攻撃を受け、行動を停止するものの、あたり一面は火の海になってしまう。さらに、火はどんどん燃え広がり、別のタンクにも引火していった。製油所の経営にも大打撃だ。責任を感じたイデは、無謀にも軽装備のままで火の海に飛び込んでしまう。

ハヤタはウルトラマンに変身。ウルトラ水流で消火をはじめるが、ぺスターはまだ生きていた。不意打ちを受けたウルトラマンは、スペシウム光線でぺスターにとどめを刺すと、消火を再開。無事にイデを救出したのだった。

【ウルトラ怪獣事典】

ウルトラマンが登場した時点でかなり弱っており、ウルトラマンと格闘戦を繰り広げることはなかった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
油獣 ペスター

身長/50メートル
体重/2万5000トン

ふたつのヒトデが並んだようなシルエットが特徴の怪獣。オイルが食料で、中近東で油田やタンカーを襲い、その後日本に出現した。火を噴いて攻撃することもできる。

登場エピソード:『ウルトラマン』第13話「オイルSOS」(1966年10月9日放送) 
脚本:金城哲夫/特殊技術:高野宏一/監督:円谷 一

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TSUBURAYA IMAGINATION
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10月9日はぺスターによって製油所が火の海になった日

10月9日は、オイルを食べるぺスターが製油所に上陸したエピソードの日。ウルトラマンの活躍で無事に火災は鎮火され、イデ隊員も救出されたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2025』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga