あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月9日」(1966年)。
油田やタンカーを襲っていたぺスターが東京湾に現れた。しかし、ぺスターはイデ隊員の攻撃に興奮し、製油所を襲撃。製油所一帯は火の海になってしまう。
今回の『ウルトラマン』第13話「オイルSOS」でのウルトラマンの活躍は、ぺスターとの戦闘ではなく、主に火災の鎮火。ウルトラマンシリーズ全体を通しても珍しいお話です。
オイルを食べる怪獣が出現
翌日、酔いがさめた男性は警察に通報。科学特捜隊も調査を行った。しかし、海に異常はなく、警察はタンクローリーの爆発は、男性が煙草を投げつけたせいではないかと男性を問いただす。一方、ムラマツキャップは今回の事件が、中近東で起きている爆発事件を起こした犯人によるものではないかと考えていた。
ムラマツキャップの推測は正しかった。その後、イデ隊員とアラシ隊員がパトロールを続けていると、突如石油を運んでいるタンカーが海上で爆発を起こす。そして、海の中から怪獣・ぺスターが現れた。ぺスターは、食料であるオイルを求めて、タンカーやタンクローリーを襲っていたのだ。