あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月29日」(1967年)。
人類に好意を持ったウルトラセブンは、自らの命を捨てて仲間を救おうとした勇気ある青年・薩摩次郎の姿をかり、モロボシ・ダンと名乗って、ウルトラ警備隊に入隊。宇宙人の侵略から地球を防衛する。
地球防衛軍極東基地にやってきたユシマ博士。しかし、その道中で一瞬時間が止まったことに、彼は気づいていなかった。地球征服を目論むビラ星人が、止められた時間のなかでユシマ博士に「ビラ星人の心」を植えつけたのだ。ビラ星人に操られたユシマ博士は、ダンをウルトラ警備隊の仲間たちから孤立させようと暗躍する。